海辺 (平凡社ライブラリー)
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海辺 (平凡社ライブラリー) / 感想・レビュー
Sean
書籍部にて、パラパラと読了。 レイチェル・カーソンは、沈黙の春しか知らなかったが、ふと目に入ったので読んだ。『名画を見る眼』のような深さがあった。 『沈黙の春』などが生まれてくる背景に、これだけのインプットがあり、更にそこに対する人間の環境汚染を感じ取っていったのだ。
2013/07/25
やま
挿絵のなんと美しいこと。浜辺の生物だけでなく地質なども含めて深い造詣。単なる知識だけでなく、実験を通じて生物の特色を端的に伝える文章力。文章について言えば、訳者の力も大きい。読むのに2ヶ月ほどかかったが、知らないことが多くて好奇心をくすぐられた。
2016/11/02
zora
図書館で借り、欲しくなった本の文庫サイズのこちらを購入。巻末付録、海辺の生物の分類頁のイラスト三十数点が割愛されてしまっていた。。とても残念。
2014/07/16
orangepelican
海洋生物学者といえばレイチェル・カーソン。そんなイメージを持っていました。これほどまでに包括的に海の生き物のことをしっかりと一般向けに書いてある本を知らないので、読んでいてわくわく、とても楽しかった。なじみのない生き物が多く登場するが、美しい挿絵があり、文章をうまく保管してくれる。日本でもこんな本が出てほしい。
ymazda1
「沈黙の春」の海辺版と思って読みはじめたら、ふつうに海辺の生物について書かれた本みたいな感じで、だったら、のちの彼女の告発につながるような人物像みたいなのを拾えるかなって思って読みすすめたけど、それも拾えない感じで、「沈黙の春」の彼女とそれ以前の彼女との断絶感だけが残ったような感じだった。。。
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