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東京日記6 さよなら、ながいくん。 (6)

東京日記6 さよなら、ながいくん。 (6)

東京日記6 さよなら、ながいくん。 (6)

作家
川上弘美
出版社
平凡社
発売日
2021-03-24
ISBN
9784582838626
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東京日記6 さよなら、ながいくん。 (6) / 感想・レビュー

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fwhd8325

以前は、ほんとうが7割だったけれどこの著作ではほとんどがほんとうのことだそうです。驚きです。そう言われてみれば、だんだん現実感が増しているように思います。東京日記は楽しみにしているシリーズです。ずっと続いてほしいです。どこかで、川上さんのネタになれるよう願っています。

2021/04/24

Ikutan

楽しみにしていた川上さんの東京日記第六弾。今回は、ほとんどすべてが「ほんとうのこと」だというのですが、相変わらずクスリと笑えるエピソードばかり。まず、あのイグアナのアイドリング(本名「ゆき」)の登場に頬が緩む。台湾や北半球の果てへの旅や『縄文ZINE』という雑誌にはまったり(″ドグモ″私もちょっと気になる笑)英会話を習い始めたりと変化あり。友人との会話も楽しい。ながいくんの正体にはニンマリ。本来だったら一昨年出版予定だったとのこと。川上さんと編集者がぼんやりして遅れたそうですが、次回は早めにお願いします。

2021/05/08

pohcho

WEB平凡連載のエッセイ。パラパラと読んだことはあったけど、一冊通してちゃんと読んだのは初めて。いきなり飲尿の話で驚き。芥川賞選考員どんな会話をされているのか(笑)「ながいくん」は何かと思ったら(笑)海外旅行に持って行く人はまずいないよね。冷蔵庫の話が可愛かった「ズズ」。ゆるゆると淡くて、日記なのに川上さんの小説みたいで楽しいエッセイだった。連載二十年とはすごい。これからも楽しみ。

2021/05/10

kei302

Webで(忘れた頃)更新される『東京日記 http://webheibon.jp/blog/tokyo/ 』の何年か分をまとめた本。川上さんの日記です。こんかいは、『さよなら、ながいくん』心の姉貴T樹さんの話はインパクト大で覚えているけど、ながいくんを思い出せません。爬虫類系の生き物? など、予想しながら読む。予想の斜め上をゆく川上的発想語録でした。まさかまさか…笑いました。門馬則雄さんのイラスト、味わい深いです。『東京日記』20周年だそうで、末永く続いてほしいです。

2021/04/07

抹茶モナカ

川上弘美さんのこのシリーズ、大好きで、味わいながら読みたいけれど、ついついガツガツ読んでしまった。相変わらず、楽しい。この巻では、年齢的な衰えについて書いている部分が目立ち、自分も年齢の事を考える事が多くなって来たので、つい共感してしまう。一ヵ月の日記の連載が20年で6冊、もっと読みたいけど、この緩さ自体もこのシリーズの良さなのかもしれない。

2021/06/26

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