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冬の童話 (文芸)

冬の童話 (文芸)

冬の童話 (文芸)

作家
白川道
出版社
ポプラ社
発売日
2010-11-11
ISBN
9784591120835
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冬の童話 (文芸) / 感想・レビュー

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どんぐり

出来すぎた話の展開で、恥ずかしくなる小説である。タイトルもまた、顔が赤らんでしまうほどピュアだ。ピュアピュアな状態の男と女を徹底して描くとこんな恋愛小説になってしまったという感じかな。感傷の世界を描くのがこの作家の持ち味だけど、いつものようにタイトルがくさい。

2011/12/10

あつひめ

今はやりの韓ドラを見ているような・・・まぁ、タイトルにひかれて手を伸ばした1冊なのだけど。同じ匂いがするような男と女。同病相哀れむとでも言おうか。ただ、いつかはこんな時が来るかもしれない・・・一人で歩む時が来るのかもしれないと心のどこかで思っていたのではないか。ただ、疑問点はあるけれど・・・。それがとても現実っぽい。どうして???と他人が思うことが恋愛にはたくさんあるのだから。愛してる・・・愛してる、口にできる自分に素直な恋愛を恥ずかしいとは思わない。

2011/12/20

chiru

子供に絶対泣いちゃうから、と薦められた本。白川さんの読んだ本は『天国の階段』だけ。お互いに暗い過去を持つ、年齢差のある恋愛。彼女の不遇の連鎖は、男性が『守りたい』と思う心境に必要なのかな。女性目線では『出会い』に理由はいらないって思うし『守る』もそう。陽なたのぽかぽかみたいに、ただ一緒にいるとあたたかい気持ちになれれば、それだけでいいって思う。この小説のラストは映画のようなエンディングで、確かに涙腺が刺激されるかも。★2

2017/12/04

GAKU

白川さんの作品はほぼ読破していたつもりでしたが、たまたまアマゾンでこの作品を見つけ読んでいなかったので手に取る。白川さんの作品にしては珍しく「ヤクザ」が出てこない。中年男性”聖人”と、若い女性”そら”の純恋愛物。あらすじ見てどうしようかな~と迷ったのですが、やはり私には駄目でしたね。ある意味中年男性から見たらこのような女性は理想なのかもしれないが、私は嫌いだな。やっぱり、「ヤクザ」が登場しないとつまらないな。読まなきゃ良かったな。何度もコメントしているけれど、白川さんはやはり初期の作品がベストだな。

2015/10/06

おかだ

久々にベタベタの恋愛小説が読みたくなって手にした。どうしよう…なんかもうどこをどう楽しめばいいのか分からなかったのは、私が乙女心を失っているからか?心が壊死しているのか?とりあえず「いやいや親子やん…」と2人の年齢差に引っかかってしまった私の負けか。あと、高瀬?のキャラが圧倒的描写不足で、そんなに毛嫌いする程悪い人じゃなくない?と思った。で、これ名高そらの小説で、青桜社から出すの?本気で?逆に(前)社長の世間的評価下がらない?大丈夫?といらん事を気にする。ごめんなさいホンマに波長が合わなかったわ。

2024/04/26

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