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和菓子迷宮をぐるぐると

和菓子迷宮をぐるぐると

和菓子迷宮をぐるぐると

作家
太田忠司
出版社
ポプラ社
発売日
2021-02-17
ISBN
9784591169445
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和菓子迷宮をぐるぐると / 感想・レビュー

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いつでも母さん

美しい練り切りのカバー写真に誘われて手にした。物理工学科に籍を置く超理系脳の涼太が、美しすぎる和菓子に出会い自分の将来とトラウマに真正面から向き合う成長物語。和菓子の奥深さを見るお仕事小説でもあった。自分を捨てて外国へ行った母親の呪縛と再会。本当にやりたいことは何か?という多分誰もが一度は悩み惑う選択の時期を息子とダブらせて読んだ。自分の人生の責任は自分という境地に達する涼太がカッコイイ。涼太の周りの人たちも好い人ばかりでホッとする。涼太と寿莉のこの先もいつか見てみたい。

2021/03/10

kei302

渋抜き一回、砂糖はグラニュー糖派です。 塩は入れない。実習で、いきなり、塩を入れてにびっくりです。化学的にどうなの? カバーのを和菓子に見ほれてしまいます。 作ったのは和菓子職人の土屋タダヒロさん。写真撮影もご本人。製菓学校で同じ班になた5人(主に二人)の成長物語。 涼太の情熱の方向性は理解する頭脳が追いつかなかったし、まさかの結末に、いつの間にイツノマニ・・あれ? めでたしめでたし。

2021/03/29

よっち

ちょっと変わり者と言われる理系大学生・涼太が、和菓子美しさに魅せられて虜になり、和菓子職人になることを決意して製菓専門学校に入学する物語。製菓専門学校で涼太が班を組んで出会った同期四人の少女たち。少し変わっているものの、真っ直ぐで前向きな涼太の姿勢に少しずつ感化されてゆく班の仲間たちがいて、知ろうとすればするほど正解のないお菓子作りの奥深さに直面して、仲間の頑張りに刺激を受けたり自らがどうあるべきか悩みながら、真摯に向き合って時には助け合い、成長してゆく彼らの姿に大切なものをたくさん教わった気がしました。

2021/02/18

dolce vita

独特な感性と表現の涼太。率直すぎる物言いも嫌味ではないのは悪意が感じられないから。こうも冷静に分析する人だととかえって面白い。こんなふうに違う見方をする人が近くにいると、自分の視野も広がって視点も変わって面白いだろうな。和菓子の美しさを数式で表そうとするだなんて、そういう人もいるんだろうなと思ってしまう。レシピ通りに作ったとしても同じように仕上げるのは難しい。諦めず自分なりの答えを探そうとする直向きさが素敵。#NetGalleyJP

2021/02/03

みい坊

幼い頃、自分を捨てて出ていった母が最後に作ってくれた「ぼたもち」。その餡に捕らわれ17年も和菓子を食べられなかった河合涼太。ひょんな事から出会った和菓子に魅了され大学院進学を止めて、製菓学校に入学した涼太。超理系の涼太は和菓子まで数式で表そうとする程。理系とは真逆の私。涼太の感性に戸惑いながらも、和菓子作りに真摯に取り組む姿や、人を否定しない会話に次第に応援する気持ちに。様々な思いで菓子職人を目指す仲間も素敵。美しい表紙にうっとりして何度も見つつ、無性に春めいた和菓子が恋しくなりながら読了。

2021/03/30

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