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モモ艦長の秘密基地 1 (書籍扱い楽園コミックス)

モモ艦長の秘密基地 1 (書籍扱い楽園コミックス)

モモ艦長の秘密基地 1 (書籍扱い楽園コミックス)

作家
鶴田謙二
出版社
白泉社
発売日
2022-03-31
ISBN
9784592712008
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モモ艦長の秘密基地 1 (書籍扱い楽園コミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

なんともふざけた漫画である。冒頭のナレーションから、それは遠慮なく放たれている。「無限に広がる大宇宙」は『宇宙戦艦ヤマト』だし、モモ艦長はネモ船長のもじりだし(ジョン爺はジョン万次郎?)、宇宙貨物船とか乗組員の記録風ナレーション自体が『エイリアン』だし、ブルーシャトー号はまさかジャッキー吉川か? 何より主人公のモモ艦長の、その怠惰過ぎる日常が、宇宙にはまるで似つかわしくない。まったくもってふざけている。それなのに、である。なんなのだ、この面白さは! 目が離せないじゃないか(いろんな意味で)。(つづく)

2022/04/05

blackstone

宇宙貨物船の船長(作品内では艦長らしいが)が女性で乗組員が動物、とくれば川原 泉の『ブレーメンII』を思い出した(どっちも白泉社)。でも、読み進めてみると『宇宙戦艦ティラミス』だった…。しかも、かなり薄~いクスッとする程度の笑いの。オール電化で電気エネルギーから食料品等の複製も出来ちゃうほど凄いのだが、その肝心な電気は…キッカリ片道分のバッテリー頼り…。本を複製する電力捻出の為に酸素生成装置を停める…読後の本は宇宙空間に捨てればイイのに、『ドラえもん』の栗まんじゅうみたいに。w 何も始まらず何も終わらず。

2023/07/10

kei-zu

暗闇での猫との追いかけっこから、本の山の倒壊などなど。「全自動で本来は不要」である唯一の搭乗員であるモモ船長による「秘密基地」が描写される。 あげく、搭乗員ひとりで「冷たい方程式」。その原因が、食料複製機の目的外の使用(本など)による、余計な電力消耗だというのだから楽しい。

2023/06/13

美周郎

レンジでチンは良いが重量問題は無いのか、食べられる物質で本を作れれば一石二鳥?数か月当たり前の宇宙旅行では小動物の同伴は精神安定にもありだな。

2022/07/18

二升石

昭和のテレビと言えば[天地茂の美女シリーズ]だったけど、令和の漫画と言えばやっぱり[鶴田謙二の裸女シリーズ]だよね。という訳で何時もの通り、猫と裸のお姉さんがひたすらダラダラする話。しかもいつもより余計にお姉さんが酔っぱらったり、寝っ転がってばかりなせいで、場の空気感があまりに濃厚になり過ぎ困ってしまう。特に「積み本の上に飲みかけのグラス置いてひっかけながら読書」描写は絶品。あれやっちゃうと『まあこれでも生きられるか』で部屋の中が戻らなくなるんだけど、お陰で「宇宙船まるごと私物化」にリアリティ増すよね。

2022/06/02

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