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不思議図書館: 高尾滋作品集 (白泉社文庫 た 8-3)

不思議図書館: 高尾滋作品集 (白泉社文庫 た 8-3)

不思議図書館: 高尾滋作品集 (白泉社文庫 た 8-3)

作家
高尾滋
出版社
白泉社
発売日
2010-01-15
ISBN
9784592887997
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不思議図書館: 高尾滋作品集 (白泉社文庫 た 8-3) / 感想・レビュー

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☆よいこ

漫画。読み切り短編集。少女漫画が9つ[不思議図書館]女優になりたい少女が図書館で相談。シンデレラ[雪語り春待ち]昔話の少女。雪ウサギ[モナリザ]悪魔に育てられた少女の初恋[素顔の風景]小説に思いを託して。4つのお話し[スロップマンションにお帰り]父に会うためにイギリスに行った少女。SF[あじさいの庭]和風、歩けない少女と紙人形の少年[彼方からの手紙]ひと月前に死んだ兄からの手紙。動物園で兄の親友と出会う[散らない花]GL[あとがきにかえて]それぞれの物語のIFを描く。▽ロマンチック

2020/08/02

ぐっち

高尾滋さんははたして「ハッピーエンド」っつー言葉を知ってるのだろうか、と思うほど最初から無理めな想いばかり(ご本人も柱コメントに「恋の成就的な話が…」と書かれていて笑ってしまいました)。だけど、かなわぬ恋のやさしさ、みたいなもので出来てますって感じでいいですね。特に「スロップマンションにおかえり」「彼方からの手紙」が好きです。一緒に買った「ディアマイン」は恋の成就的要素があるらしいので続けて読みます。

2014/10/26

コマツ

【図書館】幽霊?不思議系?の話が多いですなぁ。好きだけど。『雪語り春待ち』満たされて…っていいですね。『モナリザ』悪魔っていっても悪魔的なことは何にもなかったお兄様。異色なお話で面白かった。『あじざいの庭』とってもよかった。わがままお嬢さまと、書生さん?みたいな○○…素敵なお話でした。『散らない花』これも異色な。でも綺麗な。美人さんが大勢出てくるお話は楽しいです♪

2013/10/19

わきち@肩書きは妄想家

ゆるやかに時間が流れる。優しさと哀しさの境界線がぼやけ、自然と心が温かくなる。そんな、お話ばかりでした。高尾さんの話大好きなんです。でも、ときどき日本語の言いまわしが「?」となることがあるのは、私の読解力がないせいかな。

2013/06/26

呉藍

この切なさがくせになる。寂しいけれどけして不幸ではないような、でも一番の幸せでもないような……まわりくどいけどそんな話。とても一言で表せる作家さんじゃないですね。それでも初期作はまだゆとりを感じます。スロップマンションには思わずはっとさせられました。叶わなかったから出会った恋。どこからがはじまりなのか、下手をすると悶々となってしまいそう。

2010/11/02

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