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ミステリアスなカクテル: 美酒とミステリーの微妙な関係

ミステリアスなカクテル: 美酒とミステリーの微妙な関係

ミステリアスなカクテル: 美酒とミステリーの微妙な関係

作家
馬場啓一
出版社
扶桑社
発売日
2001-09-01
ISBN
9784594032449
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ミステリアスなカクテル: 美酒とミステリーの微妙な関係 / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

酒について長々とうんちくを語る相手は苦手。原産地が、蔵元が……うんざりさせられることがある。でもカクテルは物語のある酒。ミステリーやハードボイルドのヒーローについて語ったり読んだりするのは楽しい。最も有名な『ロンググッドバイ』のギムレット、ダシール・ハメット、イアン・フレミング、ロバート・B・パーカー、ジェフリー・ディーヴァー……個性的な主人公と魅惑のカクテル。ウイスキーをラッパ飲みしていた西部劇を源流として都会的なハードボイルドヒーローが生まれた時、酒の嗜好もカラフルで複雑なものになっていったようだ。

2015/07/03

ビイーン

海外のミステリーやハードボイルド小説で、登場人物がカクテルを飲む場面によく出くわす。カクテルには物語性があるようだ。その中でもマティー二は定番中の定番で、それを好んでいる登場人物は「深夜プラス1」のガンマン、「007」のボンドなど、その他もたくさんいる。なんだかカクテルが飲みたくなってきた。

2019/09/21

セウテス

定期的に行う再読です。海外物を読むという事は、外国の習慣や風習に触れるという事ですね。ちょっと古いですが、『とりビー!』と叫べば日本人なら、その人物のイメージが湧きますね。『彼女はマルガリータを頼んだ。』とあるとき、それはワインでもビールでもなく、マルガリータでなくてはならない。作者が、彼女のイメージを読者に伝えようとして、マルガリータと表現したのに、それが分からなくては、間違った感じで伝わるのではないでしょうか。この本はミステリーとカクテルの背景を、分かりやすく説明していて、思わず飲みたくなります。

2014/05/05

K

最近ぜんぜん蒸留酒飲んでない…がBAR行きたくなっちゃうな。「マスター、いつもの」を使えるオッサンになりたい。

2020/02/04

あんこ

日本人の作る繊細な味を知っていると、外国のは大味に感じてしまいそう。海外旅行の予定はないけども、行ってもカクテルは飲まないだろうな。マティーニが飲みたくなっちゃった。

2010/01/25

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