仮面ライダー=本郷猛
仮面ライダー=本郷猛 / 感想・レビュー
刷子筆男
藤岡弘、著とあるが、実際は、どマニアックなライター氏によるどマニアックな分析&オーラルヒストリー本なのであった。亡くなられてますます神格化された平山プロデューサーに対する、阿部プロデューサー(実質的に金銭面を仕切った人)の恨み節などは、なかなか貴重なのだ。が、人名や特殊用語は解りにくく、何度ネットに頼ったことか。まぁ、間違いなく度を過ぎたファンにしか向けていない本だが、藤岡氏は、イイコトを説く。即ち、ヒーローを演じた者には、一生それを背負って正しく生きる責任があるのだ、と。どこかの誰かさんに聞かせたいワ。
2014/08/14
にゅ
初代仮面ライダーマニア向けの本。当時の製作陣の対談がメイン。私は過去に全話観ており好きな作品だが、そこまでマニアという訳ではないため、製作陣個人や撮影現場の説明にはあまり感性が刺激されなかった。ただ、藤岡氏やスタッフの苦労はよく伝わってくる。今でこそライダーは一大タイトルだが、当時は前評判もなく今後どう転ぶかもわからない状態。そういった中、製作陣が頭ぶつけながらも必死に作り上げた作品。新しいことには何でも失敗や困難がつきもの。最初は皆ド素人。私も、新しいことに挑戦する勇気はいつまでも持って生きていきたい。
2020/05/07
感想・レビューをもっと見る