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ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論

作家
小林よしのり
出版社
扶桑社
発売日
2024-03-21
ISBN
9784594097141
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ゴーマニズム宣言SPECIAL 日本人論 / 感想・レビュー

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えすてい

確かに日本には独自に発展してきた男色の文化があったし、歌舞伎や日本舞踊といった芸能での女形・寺や神社の祭の稚児などもあるのは紛れもない話である。一方でそういう文化があるからジャニーズ抹殺イコールキリスト教文化に毒されたキャンセルカルチャーと断じるのには違和感でもある。長年メディアが大した事ないと黙殺し、スポンサーやお偉方に忖度し公然の秘密であり触れることはタブーとされてきたが、だからといって一方的にキリスト教文化イコール悪・日本伝統文化無謬だから「無罪」のような論調には、終始違和感を禁じ得なかった。

2024/04/08

shige

日本人論というタイトルですが、「日本人すごい」みたいな本ではなく、ジャニーズ問題から日本国内でも暴走するアメリカ発のキャンセルカルチャーの危険性を論じ、日本の性の歴史等も絡めながら論じている。 私はジャニーズを叩くメディアの姿に欺瞞しか感じなかったので著者の考えに賛同するし、松本人志の件が文春に出る前から「人を傷つける笑いはダメ」などの意見が左系の人たちから出ていたから、じわじわと侵食されていたのだと思う。 著者は各種問題は日本人の価値観のもと漸進的に刷新すべきと説いており、頷ける。読むべき本。

2024/03/27

カツ

ジャニーズ騒動を軸にキャンセルカルチャーから見た日本人の本質に迫る。そもそも男色文化の土壌のある日本と男色を罪とするキリスト教文化圏では人権に対する考え方が違うのだ。出世や金銭の見返りがある場合は被害者と言えるのか?この本によって「被害者の会」の化けの皮が剥がれた以上、本当の被害者などいるのかと思ってしまう。何の検証もせずに発言を垂れ流しにするマスコミも酷い。いろいろと勉強になる本でした。やっぱりよしりんは凄い。

2024/04/24

魂@ころがして

2024年3月15日初版第1刷発行(Kindle版1617円、単行本1650円) 電子書籍で購入したので厚みが分からなかったのだが、200頁ないくらいで、あっさり終わった印象。 東京新聞の望月氏を批判していたのが痛快であった。 ジャーニー氏の被害者だと言っている人の矛盾も付いていた。 既にSNSでも囁かれていたことだったが。

2024/04/03

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