KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)

暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)

暗闇のサラ (ハーパーBOOKS)

作家
カリン・スローター
鈴木美朋
出版社
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日
2023-12-15
ISBN
9784596531995
amazonで購入する Kindle版を購入する

暗闇のサラ (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナミのママ

<ウィル・トレントシリーズ>11作目。サラの感情表現が好きだ。今作はそのサラが主役だが前半は辛い内容だった。19歳の女子医大生がER搬送後に死亡する。当直医だったサラは暴行の跡が残る彼女から最後の言葉を託された。性被害は深い傷を残す、それは月日が流れても社会的地位も無関係だと繰り返し綴られる。託された言葉を守るため事件の核心に突き進んでいくサラ、その周囲にはいつもの人物たちがいる。富裕層の暮らしぶりが日本とは桁違いで本筋とは別に想像力をかきたてられた。とにかくこのシリーズが好き、読み終えるのが残念だった。

2023/12/19

future4227

トレント捜査官シリーズ11作目。今起きているレイプ事件をきっかけにサラの15年前のレイプ事件の真相が明らかになる。犯人も逮捕され、事件は解決していたかに思えたが、実は想像もつかないスケールで事件の闇は広がっていた。前半の進みが遅くてちょっとイラっとくるが、アマンダ登場でスカッとする展開に。そして最後のサラの選択。相手への思いやりなのか、自分の為なのか、なかなかに解釈が難しいシーンだ。前者の方がサラらしいと思うが。以前日本であった某大学のレイプサークル事件を想起させられる。いくら高学歴、高収入でもねぇ…。

2024/02/15

Shun

<ウィル・トレント>シリーズ11作目。邦訳版の本作は前作から実に2年待って漸く読むことが叶いました。深く考慮していませんでしたがあとがきによると前作で物語は一区切りついたとのことで、今作からの怒涛のシリーズ再スタートを期待したい。待った甲斐もあってか、11作目となる本作でもシリーズ最高峰といつも通りの感想。また毎度原題とかけ離れたタイトルの本作ですが、登場人物の名が載るのは初めて。主要人物でウィルの婚約者サラにとって未だトラウマとなっている辛い過去と、サラ自身が看取った暴行被害者の最期の願いがリンクする。

2023/12/19

わたなべよしお

やっぱり、いいね👍カリン ・スローター 。そして、中でもウィル・トレントシリーズは最高です。ウィルにもサラにも、フェイスにも会いたかった。サラのレイプ事件は過去作にもかなりのボリュームで書かれているし、レイプがテーマになっているのもスローター 作品では珍しくないのでどうかな?と思った。それでも読み進んでいくと、どんどん止まらなくなり、後半は一気読み。ただ、できれば新機軸のが読みたかったかな。

2024/01/08

サラさんの事件の真相がエグ過ぎです。これからはウィルと幸せになれると信じます。作家さん、彼らにひどいことしないで欲しい。

2024/04/06

感想・レビューをもっと見る