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忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)

忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)

忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS)

作家
カリン・スローター
田辺千幸
出版社
ハーパーコリンズ・ジャパン
発売日
2023-01-20
ISBN
9784596759887
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忘れられた少女 上 (ハーパーBOOKS) / 感想・レビュー

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ゆいまある

彼女のかけら続編。だから1作目でアンディの年を20代前半にしとけば良かったのに。これからいっぱい成長して貰わないといけないのに。しかし逞しくなった。そして保安官になった瞬間、お金持ちの伯父と元カレ?マイクに事件に放り込まれた。過去に少女がレイプされて殺された事件。犯人はアンディのあのサイコ父らしい。そして現在の事件。女性を死に追いやるカルト教団。スローター作品にしては登場人物がやけに多く、冒頭の掴みも弱くて今ひとつ乗り切れない。

2023/06/04

future4227

証人保護プログラムを受けている女性が保安官補になっての初任務。脅迫を受けている連邦判事の護衛と共に38年前にエミリーという女子高生に起きたレイプ事件と傷害致死事件の真相を追う。レイプの被害に遭った女性が妊娠したときの周囲の冷やかな態度に衝撃を受ける。学校からも親からも友達からも村八分状態。責められるべきは加害者の方なのに、なんと理不尽なことか。エミリーの境遇があまりにも可哀想過ぎる。さらにカルト集団的な農場まで出てきて、現在と過去のミステリーが同時並行。どっちも結末が気になる。

2023/08/03

Shun

カリン・スローター新刊。保安官補アンドレア・オリヴァーが主人公のシリーズとなりそうな予感です。初登場作品かと思っていたら、既刊の「彼女のかけら(上・下)」では若かりし日のアンディが描かれているそうな。そんな本作の主人公もスローター作品らしく、暗い過去と悲惨な家庭環境というバックグラウンドを持ちながらも闘う女性を演出している。実父がカルト関係者で刑務所に収監されており、母娘ともども彼が牢屋から出てくることを恐れている。健全な家庭とはかけ離れすぎていて流石に悲運なキャラクターを作ったものだ。カルト二世とはな。

2023/01/30

たまきら

この作者ぐらい「良き父」を書く女性はいないなあ…といつも思っていましたし、この本もやはりそうです。「父親」は人種も血も関係ないーそういう視点がいい。80年代にひどい性暴力で妊娠した10代に、どんな人生が用意されていたか、がリアル。四面楚歌の中自分の娘のためにまっすぐ立つ女子高生の姿に胸を痛めながら下巻へ。

2023/06/20

rosetta

日本の作家が書いたのなら自分で調べた事だからアメリカの警官と保安官の違いをちゃんと説明してくれただろうが、当然ながら当たり前の前提としてその説明はなし。テロを企てたとして長期刑に服するカルト教祖の娘は証人保護プログラムによりアンドレアと言う名で33歳で連邦保安官になる。通常初の任務に着くまで二週間の休暇を与えられるところ、訓練所卒業の翌日から連邦判事エスターの警護の仕事を与えられる。そしてアンドレアにとってはエスターの娘エミリーが38年前に殺された事件の犯人を探すことがどうしても必要だった。以下下巻

2023/02/11

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