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みんなのなつかしい一冊

みんなのなつかしい一冊

みんなのなつかしい一冊

作家
池澤夏樹
出版社
毎日新聞出版
発売日
2023-08-21
ISBN
9784620327761
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みんなのなつかしい一冊 / 感想・レビュー

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よこたん

「わたしの」「あなたの」に続く「みんなのなつかしい一冊」。次巻の題名が今からもう気になっている。新聞のコラム企画を書籍化。まだまだ連載は続きそうだ。この本の楽しいところは、誰が、どんな本を選び、どんな文章を綴られるのかに尽きると思う。なんとなくでも知っている人は50人中29人で、読んだことのある本は、8冊のみだった。杉田かおるの端正でずっしりとした文章に失礼ながら驚いた。そして、くどうれいん、土井善晴、内田樹はやっぱり読んでいて心地よい。宋美玄の、中島らもの『明るい悩み相談室』の話がとてもよかった。

2023/10/29

てん子(^_-)

この手の本は好き。作家や著名人が若いときや幼いときに読んで心にずっと残っている大切な本を語る話。あの人がこの本を?意外だな、とか、あの人なら読むだろうな、とか、余計なお世話ながら、人と本のエピソードに一つ一つうなずく。特に米澤穂信さんと原ゆたかさんと佐野史郎さんのが深くうなずけた。じゃあ、私なら?どの本だろうか。「点子ちゃんとアントン」(小学校低学年)か「江戸川乱歩」(中学時代)かな…。うーん

2023/11/16

どら猫さとっち

毎日新聞書評欄コラム、単行本第3冊。どの本も思い入れがあって、本という物に心や魂を入れるかのように記す。ヨース・ジョエル氏によれば、ノスタルジアはドイツ語のheimweh(郷愁)をラテン語に直したのが語源だとか。読んで離れて、また出会う本。そのとき、読者は何を思い感じるのか。そんなことを考えた本だ。

2024/03/26

takakomama

シリーズ3冊目。執筆者50人が「なつかしい一冊」を紹介。あのひとがこの本を? 以外な面を知った、エピソードも面白く、読みたい本が増えました。 

2023/10/24

助作

各界の著名人になつかしいと思っている本を一冊あげてもらいその本への思いを綴ってもらうという内容。新聞のコラム企画だそうだが既に三冊目とのこと。今のオススメではなくなつかしい一冊というのがポイント。その人物を育んだであろう一冊はよりその人を端的にあらわす本となっているであろうから。取り繕った自己紹介よりよほど気が利いてるように思いながら読了。

2023/09/23

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