読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

フラッシュ―或る伝記

フラッシュ―或る伝記

フラッシュ―或る伝記

作家
ヴァージニア・ウルフ
Virginia Woolf
出淵敬子
出版社
みすず書房
発売日
1993-03-01
ISBN
9784622045595
amazonで購入する

フラッシュ―或る伝記 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ぱせり

最初はさっぱり見えなかったものが、闇に目が慣れるにしたがって、ぼんやりと輪郭が見えてくるような感じの伝記。何しろ、犬の目を通して描かれているのだから。エリザベスの伝記、と考えるよりも、愛犬フラッシュそのものの一生に興味を持った私には、フラッシュの中にエリザベスがいる、と思うことで彼女を感じていた。

2014/11/29

ムチコ

面白かった。ヴァージニア・ウルフって〈意識の流れ〉でしょ? と気構える必要なし。コッカースパニエル犬フラッシュの伝記という(それだけで興味を惹かれる)体裁で、飼い主である詩人エリザベス・バレットの人生を描き、「役割」を求められない犬と当時の女性が置かれた状況を対比する。比較的裕福なバレット家、ミッドフォート家のある農村部、フラッシュが連れ去られるスラム的街区、と階層が異なる様子も、他の小説や映画での描写と思い合わせながら読んだ。

2019/07/05

Mana

イギリスの女性詩人エリザベス・バレットの愛犬フラッシュを描いた伝記。題材は面白いんだけど、どうも読みにくい。ウルフはダロウェイ夫人は好きなんだけど、それ以外が今のところ合わないんだよね。みすず書房が読みにくいのかも。

2019/11/21

青縁眼鏡

ヴァージニア・ウルフの才能を感じます。

2019/07/31

tona

イギリスを代表する女性詩人であるエリザベス・バレットの人生を飼い犬、フラッシュの視点から描いた伝記。「伝記作家は芸術家ではなく、職人である」と言ったウルフらしく、事実に基づきながらも、犬に視点を固定し手紙を用いるなどしてバレットとブラウニングの恋愛模様を描いてみせている。病弱な時の詩人バレットを愛しながらも、犬という立場からただブラウニングに奪われるしかないフラッシュという犬描写が功を奏し、伝記というジャンルでありながらも飽きがこない内容になっている。

2013/09/25

感想・レビューをもっと見る