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非武装中立論

非武装中立論

非武装中立論

作家
石橋 政嗣
大塚英志
出版社
明石書店
発売日
2006-09-11
ISBN
9784750323985
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非武装中立論 / 感想・レビュー

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那由田 忠

ソ連のアフガニスタン侵攻で、社会主義への信頼が地に落ちた1980年の出版。軍国主義化や軍事大国化との非難を繰り返す。その本を、北がテポドンを発射して日本が騒然となる中で復刊。最悪に備えた軍事的対応でなく、非武装という最善のシミュレーションを考えたいという意図らしい。しかし石橋さんは、憲法改正で民主主義が崩壊、自衛隊で日本を守れない、アメリカの来援を期待するのでは、アメリカの戦争に協力しないわけにいかないと。そこから非武装中立へ飛んでしまう論理で、具体的政策がないままで終わる非常に残念な本だった。

2017/12/06

M

興味深い考え方ではあるものの、前提条件が「周囲を海に囲まれた日本は、自らが紛争の原因をつくらない限り、他国から侵略されるおそれはない」という時点で、インターネットに国境のない現代には合わないよね…特にサイバー戦争においては、何もしていない町立病院すら狙われるしね。

2021/11/14

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