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リストランテ アモーレ

リストランテ アモーレ

リストランテ アモーレ

作家
井上荒野
出版社
角川春樹事務所
発売日
2015-04-01
ISBN
9784758412575
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リストランテ アモーレ / 感想・レビュー

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れみ

小さなイタリアンレストラン「アモーレ」を営む姉の偲と弟の杏二、そして常連客たちのお話。ドロドロ気味な人間関係と美味しそうなお食事の数々がいかにも井上荒野さんらしいし、章ごとに主人公が入れ替わることで物語の世界が多面的に見える感じが好き。

2015/06/27

barabara

ご飯は本当美味しそう…父も杏ちゃんもイマイチ普通の小市民的じゃなくて分かりにくいタイプ。これほど女に節操ない男を誰もが認めてあげてる?いやいやあり得ないから普通に修羅場でしょう。そういった当たり前の事が何故か都合よくスッポリ抜けてるので現実感なかったな。そういう杏ちゃんがどうして最後の章に繋がるのか、凡人の私には理解不能だった。

2015/05/03

なゆ

こういうライトな荒野さん、しかも美味しそうな話が満載で大好き。姉弟で切り盛りする小さなリストランテ「アモーレ」。イケメンで女たらしなシェフの弟。弟の師匠に秘かに(でもバレバレ)懸想し続ける姉。「アモーレ」を中心にいろんな恋愛事情が繰り広げられるのだが、へんにドロドロしたりすることなくクスリと笑える明るさも。2人の父親も、やけに味のある人物だし。「サァクラエビ」からの「それも、いいだこ」がツボ。あのふたりの火花散る感じ好きだな。読み始めてアレ?と思った最終章、鮮やかな締めと余韻。さすが荒野さん。

2015/05/29

くろにゃんこ

姉弟で小さなイタリアンレストランを営んでいるのだが、たくさん出てくるメニューからは不思議と食欲が刺激されません(-_-;)イケメンながらすぐにお客さんに手を出す弟と、物静かに淡々と過ごす姉。父親の存在が和ませてくれつつ、最後には一部ハッピーエンド?弟くん、大丈夫か・・・

2015/06/21

モルク

ちょっと危なっかしいところのある姉偲とイケメンシェフの弟杏二が営む小さなリストランテ。料理の腕はあるが、女が放っておかないというか、本当の愛を知らないのか単なる女好きなのか、客にまで次々と手を出す杏二は、まるで根なし草のよう。こういうタイプは苦手。だけど料理は次々と美味しそうなものが登場する。この匂いに誘われて入ってみたい!だけど私は杏二のお手付きにはならないだろうな、彼にも年齢制限あるだろうし。テンポのいい文章と着地点がよかった。

2019/07/24

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