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白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9

白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9

白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9

作家
樋口明雄
出版社
角川春樹事務所
発売日
2017-05-31
ISBN
9784758413046
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ジャンル

白い標的 南アルプス山岳救助隊K-9 / 感想・レビュー

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みかん🍊

登山シーズンではなく山を降り、地域課で業務をこなしていた夏実たちだったが甲府で起こった宝石店強盗の一味が何故か冬の北岳に、捜査協力のため冬山に入った山岳救助隊のメンバーだったが、そこに遭難者の連絡が入る、凶暴な犯人の捜査と遭難者の救助が彼らの肩にかかり、犯人は見つかるのか、遭難者は無事救助出来るのか、過酷な冬山での窮地に目が離せない、今回もはらはらドキドキのエンタメでした。静奈はやっぱりカッコよかったが、死者が沢山出たのが残念、犬たちの活躍がもっとみたかった。

2018/04/18

Rin

【図書館】冬山の恐ろしさと神々しさが伝わってくる。北岳には行ったことがないのでネットで調べながら読み進めると、山を登るという過酷さと、その状況での駆け引きが想像できた。冬の北岳に挑もうとする人、救いや浄化を求める人、過去を辿るために登る人、そして欲望のために踏み込む人。そんな人たちを黙って迎え入れる山の強さと彼らの行く末。そして救助隊の芯の強さを見せつけられた。メイとバロンをしっかりと存在感があったし、夏実もまた一つ強くなったように思える。このシリーズを読み終わると、ついつい近くの山を眺めてしまいます。

2018/01/14

goro@80.7

K-9シリーズ第6弾は冬の北岳が舞台。強盗殺人事件の容疑者が宝石を持ち逃げした仲間を追って北岳へ向かう。夏実と静奈もメイとバロンを伴って荒天の北岳へ。北岳バットレスで待っていたものは!「北岳は、きっとあなたを許さない!」のだ。グレゴリーのレスキューパックが欲しいけど、自分じゃ人を背負えないしなぁ~山岳救助隊は凄いわ。山と仲間と相棒を描いて読ませるこのシリーズ、次作も執筆中とのことで楽しみです。

2017/07/02

papako

シリーズさかのぼりました。もう、はらはらしました!強盗殺人犯達が拳銃を持って北岳に。夏実が事件に巻き込まれる。拳銃だけでも怖いのに、冬の北岳の雪崩も怖い!強盗の主犯の身勝手さがやだな。娘が不憫すぎる。このシリーズ、長編ではワンコ達の活躍が控えめなんです。なのでちょっと不満。ワンコもちょっと出る山岳アクションでした。

2018/06/17

タイ子

山岳救助隊K-9シリーズはやっぱ面白いわ! 夏に読むと涼しさを呼んでくれるけど、今の時期は寒さが実感(こんな平地の寒さの比ではないけど)できて読み応えあります。北岳で実際にこんなにアブナイ事件や事故が重なって起こったら大変だろうな。 宝石強盗、人生を諦めた男、山岳部の大学生、北岳で繰り広げられる遭難現場と人間模様、そして救助隊の面々の活躍に 一喜一憂。メイとバロンが相変わらず頼もしく、夏実と静奈の行動に時折グッと胸にくるものもあり一気読みでした。 大好きな山の仕事に命がけで臨む姿はいつでもカッコいい!

2017/11/23

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