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菓子屋横丁月光荘 浮草の灯 (ハルキ文庫)

菓子屋横丁月光荘 浮草の灯 (ハルキ文庫)

菓子屋横丁月光荘 浮草の灯 (ハルキ文庫)

作家
ほしおさなえ
出版社
角川春樹事務所
発売日
2019-06-12
ISBN
9784758442671
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菓子屋横丁月光荘 浮草の灯 (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

他作品とリンクされ、がっちり心を鷲づかみされました。(最近、他作品とリンクしてる作品が多いなあ)切なさがあるんだけど、心穏やかになってしまう。古き良き時代の人の情。古き良き街が作り出す人の輪。この物語の舞台で、自分の心に癒やしを求めているのかもしれないと思いますね。片言で喋る月光荘も可愛く感じ、この川越にあるすいろいろな建物に触れて、守人の能力みたいのはないですが、何かを感じてみたいですね。いつか川越に行って、癒されたい。

2019/07/16

しんたろー

前作で「プロローグみたい」という感想を書いたが、やはり2作目にして本筋に入ってきた感があった。川越を舞台にしたチョッとしたファンタジーと人情劇の短編3作はエンジン全開になって、ほしおさんらしい温かい世界観に満たされている。『浮草の灯』は『三日月堂』のスピンオフみたいな話でファンには嬉しい限り、『切り紙』で本作としての良さが確立され、『二軒家』は本作のファンタジー設定…家が話をする…と人情がマッチして泣ける話になった。御贔屓の「べんてんちゃん」が益々イイ味出しているし、シリーズが続くのが楽しみになってきた♬

2019/08/27

KAZOO

ほしおさんの本は活版印刷の本から愛読しているのですがいつもしんみりとさせてくれます。どうも表紙が私のようなじじいには違和感がありすぎるのですがその内容はまるっきり異なります。活版印刷三日月堂もそうでしたが、川越の街がよく描かれているような気がしました。三つの話が収められていて、古本屋や切紙の話が印象に残りました。基本的には人間のつながりなどをうまく入れ込んでいると感じます。

2019/06/28

ポップノア

月光荘2作目。前作を読んだ1年前は「家の声が聞こえる」というファンタジーな内容に戸惑いましたが、それから幾つもほしお先生の作品に触れたからか、今回は違和感無く読み込めました。「活版印刷三日月堂」にも登場した水上さんが橋渡ししてくれたのかも。その水上さん、余命僅かなのに人生の後輩達の道標となるような言葉の数々に心を打たれます。「人と関われば傷付くことも多いけど、それでも一緒にいると温かい。ろうそくの灯りみたいに」(P110)···色々考えさせられるなぁ。小江戸·川越の町並や悠然とした時の流れも楽しめました。

2019/07/14

のぶ

一作目の「歌う家」を読んだ時も感じたが、この本はストーリーを楽しむよりも、雰囲気を味わう作品だと思った。舞台は川越。大学院生、遠野守人は、築七十年の古民家“月光荘”で住みこみの管理人となって毎日を暮らしている。自分は川越を訪れた事はないが、“月光荘”は街の溶け込んでいると断言してもいい。そこで起こる三つの物語のモチーフがとても良い味わいを出している。第一話の和ろうそくの灯り、第二話の和紙と切り絵、第三話の幽霊。どれもが心癒されるものばかりだった。このシリーズは続くと願っているので、引き続き追いかけたい。

2019/06/30

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