KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)

親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)

親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫)

作家
篠原悠希
出版社
角川春樹事務所
発売日
2019-12-16
ISBN
9784758443081
amazonで購入する Kindle版を購入する

親王殿下のパティシエール (ハルキ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しんごろ

舞台は中国の清の時代。華人移民を母に持つフランス生まれのマリーは、北京で清の御膳房で働くことになり、あーだこーだしながらパティシエールを目指す話。清の時代小説として読めばツッコミたくなるかもしれないけど、マリーの成長物語として読めば、それはそれで面白いかもしれないですね。マリーの成長を見守りたいし、今後の展開も、それなりに期待できそうです。ただ読むのに苦戦してしまいました。こまめにルビを振ってくれれば読みやすかったかなと思います。それと登場人物の紹介もほしいと思いました。

2024/01/08

佐島楓

書店で見つけて、あらすじを読んで面白そう‼ と思い購入。清王朝の皇子に見出される華人とフランス人とのハーフの娘さんという変化球、怒涛のようなカルチャーギャップをお菓子作りの腕のみで切り抜けていくというストーリーに魅了された。娘さん(マリー)の出生にも何か秘密があるのか、気になるポイントがちらほら。続編が出たら読みます。

2019/12/15

よっち

華人移民を母に持つフランス生まれのマリー・趙が、革命後の混乱から救ってくれた清王朝・乾隆帝の第十七皇子・永璘お抱えの糕點厨師見習いとして北京で働くことにばる中華ロマン小説。マリーがフランスの菓子職人見習いから清の御膳房に立場を変えて戸惑い苦労する様子はなかなか興味深いものがありましたけど、永璘不在の不安な状況でも試行錯誤しながらの頑張り認められ、自分で居場所を得てゆくマリーの前向きな姿勢がなかなか良かったですね。何かとマリーを気にかけてくれる永璘との関係性が、これからどう変わってゆくのか続巻に期待です。

2020/03/02

優希

お菓子というキーワードだけでときめいてしまいます。ひょんなことから清王朝のパティシェとなったマリー。菓子職人を目指すマリーは果たして念願のパティシエールになれるのでしょうか。宮廷文化と美食の眩しさがきらめいて見えました。マリーの今後の成長も楽しみです。

2023/09/16

kagetrasama-aoi(葵・橘)

「親王殿下のパティシエール」第一巻。中華風ファンタジーが読みたいなぁ…と思って手に取りました。が、ファンタジーではなくて清国を舞台にした中華時代小説でした。主人公はフランスに移民した華人の母とフランス人の父の間に生まれたマリー・趙と言う名の女の子。フランス革命から逃れて清国に渡り、家族の意志を継ぎパティシエールを目指します。時は乾隆帝の時代、第十七皇子の永璘との関わりとか、色々まだ説明されてないことが多くて。マリーの母の華人もちょっと謎めいていますし。どんな展開になって行くのか楽しみに読みます。

2023/10/15

感想・レビューをもっと見る