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相槌 神田職人えにし譚 (ハルキ文庫 ち 2-17)

相槌 神田職人えにし譚 (ハルキ文庫 ち 2-17)

相槌 神田職人えにし譚 (ハルキ文庫 ち 2-17)

作家
知野みさき
出版社
角川春樹事務所
発売日
2024-02-14
ISBN
9784758446204
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相槌 神田職人えにし譚 (ハルキ文庫 ち 2-17) / 感想・レビュー

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タイ子

シリーズ第6弾。女縫箔師の咲も銘が入るくらいの職人になった。彼女が今回一番嬉しく誉に思ったのはかつての師匠から能装束の着物の意匠から縫箔までやって欲しいとの依頼。もしかすると、稲荷神社の孤神かもしれない<しろ>と<ましろ>のおかげかも?そして、咲の妹・雪もめでたく無事嫁ぐことができひと安心。駿という女、大店の女将なのだが暇を持て余してるようであちこちに現れては噂話をまきちらし、周りの者も呆れる始末。だが本人は至って悪気無しの所が腹立たしい。こういう人今の世でも居るわ。咲と修次も未だ友人以上、恋人未満。

2024/03/20

真理そら

妹の雪の祝言。ついに能「小鍛冶」の童子の着物(着付)の仕事を意匠からできることになってお咲は嬉しい。修次と組んでのお仕事の楽しさに目覚めるお咲だが、職人同士のままで行くのか恋仲になるのか読者としても気のもめるところです。噂話好きのお駿登場、お駿は大店のおかみだがどこか訳アリっぽい、この辺りは次作で判明するのかな。知野作品ではいやな人のように見えてもそれなりの事情があったりするので期待して待とう。

2024/02/19

ひさか

2024年2月ハルキ時代小説文庫刊。書き下ろし。シリーズ6作目。雪の果て、友誼、相槌、の3つの連作短編。咲の仕事は順調で、その仕事を頼む人たち、咲の作ったものを手に入れた人たちの話が沢山あり、景気は良いものの、繰り返しのような展開で、少し不満。しろとましろに花野も加わり不思議メンバーが増えたのは楽しい。

2024/03/31

のびすけ

シリーズ6作目。しろとましろの幼馴染みで神鹿の化身(?)の花野が新たに登場。みな謎めいていて、可愛らしい。咲と修次の微妙な距離感。咲の気持ちはまた一歩進展したのかな。咲の仕事に絡んだ周りの人たちの話しはちょっと流し読み気味。

2024/04/01

*+:。.もも.。:+*

昔のご近所さんのお駿さん現る。噂好きで遠くまで出張ってきては聞きつけたことを自分流に解釈してあることないこと(ないことないことだけど)言いふらす。腹立たしいけど最後にはぐうの音も出ず退場。日々真面目に精進してる職人にはケチのつけようがないのさ!相槌って子狐丸の話だったとは。これは審神者はわくわくする。修司さん、2回目のプロポーズも失敗してるけど合作はふたりとも楽しんでできてるんだしもう一押しじゃないかな。

2024/04/19

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