KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

幻景の東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

幻景の東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

幻景の東京: 写真集 大正・昭和の街と住い

作家
藤森照信
藤岡 洋保
初田 亨
出版社
柏書房
発売日
1998-06-01
ISBN
9784760116522
amazonで購入する

幻景の東京: 写真集 大正・昭和の街と住い / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

かっぱ

【図書館】「幻景の」というタイトルからも分かる通り、ほとんどが現存しないであろう建物たち。初期の映画館はバラック建築と呼ばれる建物が多い。座席もいまと違って座り心地が悪そう。第4章「美容院・理髪店」の解説で古い理髪店はあっても古い美容院は少ないとあり、確かにその通りと思った。男性が行く理髪店と女性が行く美容院との違い。男性は外観や内装に関係なく同じ理髪店に通いがちだが、女性の場合はそうではない。美容院の方が新陳代謝が激しいということ。ビールが1リットル売れるとライオン像が首を出して吠える「ライオン」。

2019/04/29

お萩

なにが素晴らしいって、建物の間取りが載っているところ...!白黒写真でも十分楽しめる。バーの外観のオシャレさは夜になれば一層引き立つんだろうな。上流階級のお家も目に楽しいけれど、個人的には同潤会アパートのページに胸がときめいた。

2016/07/23

Koki Miyachi

大正4年から昭和18年にかけて刊行された「建築写真類聚」に掲載された図版一万三千点から805点をテーマ別に編集、解説をつけたもの。大正・昭和の貴重な東京の風景を見ることができる。眺めているだけでもとても楽しいのだが、その大半が現存しないことに愕然とする。もうこの頃の東京の痕跡は見ることができない。これからの街づくりのあり方を見直すべき時期に来ているのは間違いない。

2015/12/26

のぼりけんたろう

圧倒的な写真の数。この時代の建築写真をこれだけまとめて見られる機会はそうはないだろうし、貴重。

2012/01/04

感想・レビューをもっと見る