サーバント・リーダーシップ入門
ジャンル
サーバント・リーダーシップ入門 / 感想・レビュー
ココロ
★★★ 「リーダーシップとは何か」についても今回初めて知ることができた。リーダーシップとは、フォロワーが目的に向かって自発的に動き出すのに影響を与えるプロセスであって、持ち物のように扱うものではないと本書では説明している。 そしてサーバント・リーダーシップとは、ミッションやビジョンを持った上で、それを実現するために最初に周りの人たちに尽くすことである。その結果、周りはその人についていこうと思い、結果リーダーになっていく。思えば尊敬していた上司は、そんなタイプだったな。
2021/11/03
速読おやじ
前から気になっていた「サーバント・リーダーシップ」という言葉。直感的に自分のリーダー像にぴったりだと思い、そのエッセンスを習得するために読んでみた。サーバントの訳語は召使いではなく奉仕者。でも奉仕するだけではなく、やはりリーダーとしてのビジョンを持ち、これを伝える力が必要なようだ。資生堂の元会長の池田氏が組織ピラミッドの事を書いていたが、お客様が一番上で、その下に現場、ずっと下がって一番下が社長、つまり現場主義の徹底というのが彼の考えるサーバント・リーダーシップとのこと。さて、私の理想のリーダーは・・・
2016/05/01
メガネ
サーバント・リーダーシップの提唱者グリーンリーフ氏の著書を読む前の入門としてオススメしたい一冊。"サーバント"という言葉を聞くと、ネガティブなイメージを持つことがあるのですが、ここでは非常にポジティブな意味合いで使われています。資生堂・元社長の池田氏が本書で伝えているように、今後必要となる組織は逆ピラミッド型であると。つまり現場(とその先にいる顧客)が頂点であり、役職者や本社機能は彼らを支えていく立場であると。そこにおいては従来のリーダーシップではなくサーバント・リーダーシップが生きてくるようです。
2017/05/02
ムートン
リーダーシップ関連本のまとめ読み、第1冊目。本来は、グリーンリーフの緑本がいいのだろうが、厚さにめげて、先にこちらを手に取った。サーバントリーダーシップの概念、実践の概要が書かれていた。使命感、奉仕、導くの順序。サーバントリーダーになるには、かなりの資質と経験が必要そうに思えた。周りを見渡しても、なかなかそんな人はいない。その辺りは著者もわかっているようで、手始めにミニ版から取りかかることを示唆している。約10年前の本だが、紹介されていたWebサイト、書籍は現存しており、参考になる。
2019/03/30
今野 富康
前前職の社長に勧められた『サーバントリーダシップ』の入門書。著者は実際にそれを実践して大きな成果をだした資生堂・元社長の池田守男氏。リーダーはミッションとビジョンを実現するために働く。そして、同じ目的の為に働いているスタッフのパフォーマンスを最大化するために奉仕的になっていく必要がある。サーバントとと言っても「召使」という意味より、ミッション・ビジョンに奉仕する人という方が適切。顧客接点にいるスタッフを尊重して情報を吸い上げ、目的達成に活かすためにはトップダウンより適切な方法だと思う。
2016/08/14
感想・レビューをもっと見る