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鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのかー 「いま」を生き抜くためのヒント

鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのかー 「いま」を生き抜くためのヒント

鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのかー 「いま」を生き抜くためのヒント

作家
天童荒太
高橋 良臣
川場 哲也
出版社
金剛出版
発売日
2022-02-08
ISBN
9784772418690
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鼎談 なぜ子どもたちは生きづらいのかー 「いま」を生き抜くためのヒント / 感想・レビュー

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いとう

生きづらいことは悪いことではない。その時代にその生きづらさがあり、むしろ生きづらさを感じないことの方が問題と感じる。 そういえば、精神科医のA先生が仰っていた。いつの日からかTVニュースのコメンテーターが文学者から脳科学者や精神科医にかわった。文学者のコメントの方が科学的で人間的だった。天童氏の「常識を疑う」小説家としての批評もまさにその通りだった。

2022/06/28

空野とり

生きづらいが「4にたい」になりやすい世の中だと思う。何がしたいかわからない子は多い

2022/11/10

りょく

ここで語られる「子どもたち」と自分の10代の頃の実感の奇妙な齟齬を感じながら、しかしどの時代も子ども達はきっと生きづらかったのだということに大きく賛同して読み進めた。子どもたちの生きづらさとは実存の問題であり、それはしばしば親・保護者の不安と共振している。また身体感覚の喪失による存在実感の薄さはたしかにあるような気もする。 結局、子どもたちが生き抜くためには「好き」を貫くことだという結論だったようだが、対談者たちの好きと若い世代の好きの熱量や情熱の傾け方は果たして同じなのかというようなことを思った。

2022/09/30

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