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この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅

この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅

この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅

作家
鈴木大介
いのうえさきこ
山口 加代子
長谷川幹
出版社
合同出版
発売日
2023-07-31
ISBN
9784772614962
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この脳で生きる。脳損傷のスズキさん、今日も全滅 / 感想・レビュー

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Roko

鈴木さんのような当事者の体験談は、実に有益です。この本を読むと「高次脳機能障害」について多くを知ることができます。なぜそういう行動をとるのか、なぜそういう発言になるのか、なぜ怒るのか、なぜ泣くのか、そういうことがおぼろげに分かってきます。、少しずつ回復していく過程の中で、信頼できる家族や友人の力が大きいという言葉はとても重いと思うのです。身近な人がそばにいてくれるだけで安心し、集中ができる。それを知ることができただけでも、この本を読んだ甲斐があったと思います。#この脳で生きる #NetGalleyJP

2023/07/31

まる子

ルポライターの著者が脳梗塞になり、高次脳機能障害になった経験から少しずつ時間をかけて回復(完全ではなく)してきた過程を、漫画を含めて「高次脳機能障害とはこんな感じ」を経験から。著者は脳梗塞だったけれど、事故、手術、低酸素脳症等でも起こりうる。健常者だとわからない異世界に放り込まれた状態、情報過多、地図が読めない、脳の情報処理速度の低下、物の認識、ありとあらゆるモノ・コトが一気に変わってしまう。頼る人がいる事で、自分の脳の代わりをしてくれるなど、周囲から理解されづらい事が参考になる。

2023/09/11

spatz

高次脳機能障害 をもつ人の、「実際に感じていること」。 まだ若くして(41歳)脳梗塞を起こした著者と、パートナーがこの病気をもつ漫画家のお二人が作った、まさに当事者側からの発信。軽快な言葉遣いと、読みやすい漫画で構成されていなかったら、とても重いものになっていたことだろう。どれだけ本人や周りが苦労や努力を重ねてきたことだろう。同じ問題を抱える人たち、また周囲で見守り支える人たちのためになりたい、という思いも伝わる。他人事ではない、いつ自分や家族の身にふりかかるかわからない。 #NetGalleyJP

2023/05/29

suiu

思いの外難しい本だった。知識として知っておければ、と、読みはじめたけど、そんな軽い感じでは読めなくて、マンガ部分を読んで気になる部分だけ頑張って読んだ。 当事者が自分の取説を作って・・・というのはできる人にしかできないけど、周りが知識を持っているかいないかでは大きく違うと思う。 外から見て分かりにくい障害は誤解されやすいってよく聞くものね。

2023/09/06

プギーを愛で隊

★5。発達障害の特性にかなり被っていて、自分の特性理解・特性説明に流用できるように感じた。あとがきの周囲への伝え方もそのまま使えると思う。

2024/01/01

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