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完全版 マウス――アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 (フェニックスシリーズ)

完全版 マウス――アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 (フェニックスシリーズ)

完全版 マウス――アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 (フェニックスシリーズ)

作家
アート・スピーゲルマン
小野耕世
出版社
パンローリング株式会社
発売日
2020-05-18
ISBN
9784775942215
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完全版 マウス――アウシュヴィッツを生きのびた父親の物語 (フェニックスシリーズ) / 感想・レビュー

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Miho

タイトル通り、アウシュビッツを生きのびた父のほぼ一生を描いている。その父は聖人でもないし、なんなら息子からみたら毒親?生存者を美化せずに生々しくうつしているからこそ、処刑者が無差別に選ばれたことが伝わる。悪い人だから善い人だからという選別は、この時代のユダヤ人には一切関係ない。息子からみれば、父は金にうるさいユダヤ人のカリカチュア同然で、それをありのまま読者に伝えるべきかを葛藤する場面がそのまま描かれている。でも、この父の場合は、やはり裕福さがものをいったのではと思った。

2021/12/27

チェアー

アウシュヴィッツから奇跡的に生還した父のことを、被害者として描くのではなく、一人の普通の人間の人生に起こったこととして描いているのがすごい。まんがにしている自分のことも客観視し、そもそもまんがにすべきなのか、自分に彼の苦しみを表現できるのか悩む。父も人間として完璧にはほど遠い。そんな普通の人が虐殺されていったのが、アウシュヴィッツだったのだ。

2021/07/02

minamimi

年明け早々に重い本を選んだものだけど、お正月が厳かな雰囲気で過ごせたような気もする。取り返しのつかないこと、という言葉が思い浮かぶ。

2022/01/02

takao

ふむ

2021/09/21

伊皿子りり子(書籍編集者)

完全版が出たというので購入。ユダヤ人をネズミ、ドイツ人をネコ、ポーランド人をブタ、という風に擬人化しているが、たとえ可愛い動物の絵でもなお恐ろしくて、読み進めるうちにあまりのひどさに、そしてこれが現実の話であるということに気分が悪くなる。これが人の絵で描かれていたら、私はとても直視できなかったと思うし、そういう意味でもすごいマンガだ。

2020/07/19

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