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義血侠血

義血侠血

義血侠血

作家
泉鏡花
出版社
ゴマブックス
発売日
2016-07-20
ISBN
9784777131563
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義血侠血 / 感想・レビュー

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ehirano1

ど、ど、どうして、どうしてこうなった・・・・・他に方法はなかったのか?一旦落ち着けなかったのか?そしてなんと残酷な。

2022/12/27

ののこいちご

衝撃の結末。悲しい...。滝の白糸と呼ばれた美人は、金沢で有名な水芸の達人だった。芸一本で食べてきた胆力のある女。白糸はある時不遇な男、欣弥と知り合う。欣弥は法律を学ぶ夢があったが、母の世話、貧乏などの問題に阻まれていた。白糸は、欣弥に東京で学ぶための学費を貢ぐことになる。援助の恩返しとして欣弥に願ったことは他人らしくなく、人生を共に過ごしてくれること。白糸は必死に働いていたが、ある夜、盗賊に学費用の金を取られてしまう。そこからの急展開はおそろしく酷い。凄惨な情景が広がる驚異的な表現力。本当に辛かった。

2022/01/01

サウナ探偵

かなc

2020/10/19

しびぞう

中村壱太郎演じる「滝の白糸」を見に行く前に予習として。泉鏡花とはこれほどまでに心地よいものなのか。美しくも淡々と綴られた世界が舞台の上でどう色付けされているのか楽しみになる。

2018/03/20

今野琢

法曹をめざす青年を、旅芸人の女性が金銭的援助をするのだが、その金を奪われそうになって犯してしまった殺人事件を、検事となったその青年が断罪する、鏡花の初期の観念小説時代を代表する作品である。

2023/06/28

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