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判決

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作家
フランツ・カフカ
出版社
ゴマブックス
発売日
2016-07-20
ISBN
9784777159246
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判決 / 感想・レビュー

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Hong Kong

あかん。ぼーっときいていると、さっぱりわからんかった。要再読。 自分でじっくり読んでわからんかったらやばいけど。。。。。

2023/03/27

遥かなる影エミネム

「溺れて死ね!」って。すごいな。カフカ君すごいな。エンディングすごいわ。思わず吹き出してしまうほど!抑圧された父子関係といえば簡単すぎるが、いま読み解けません。無理に答えを出すのならば、読むことによって読者の精神鑑定をしているのでは?と言うのが感想です。ああ凄かった。どなたかご意見ください。私はもっかい読む!

2017/06/07

にしの

見下げていた存在と同じ無援の立場に不条理に陥り彼に突如親しみを覚えるというのは同じ。突然投げつけられる父親の憎悪は、ボケ老人の妄言ととればそれだけだが、もっとエグみのあるものも感じる。普段怖くて蓋をしているものが突然ぽっかりと開いたような。いかに信じ愛しているものも、次の瞬間に死んでいたり、突然憎悪され、侮蔑され、見放されることがあるかもしれないという根源的な不安。「息子のほうが歓声をあげながら世の中をわたり…私のもとから逃げ去ってしまう」。親からこう思われていないかと頭を掠めることが私には度々ある。

2021/08/04

kurupira

話の内容、、特に父親の突然の暴言は理解できず、理不尽な気持ちが残る。「老兵は死なず、ただ消え去るのみ、、」が頭に浮かんだが、ほぼ同時代の言葉でも物語と逆の意味になるか。この時代から高齢化社会の問題をカフカが考えていたならすごいなあ

Licaste

通勤時に。/遠くロシアにいる親友に、自分の婚約を知らせるか否かで迷う。結局告げることに心を決めたが、それはそれで独善的な感じ。彼のことばと父親のことば、どちらを信じればいいのか途中から混乱してくる。しかし、結末を読むと、父親が正しいことを言っていたのだろうと思ってしまう。それが本当かどうかは別として。典型的なエディプスコンプレックスだな、と。

2019/05/09

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