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聖夜の贈り物

聖夜の贈り物

聖夜の贈り物

作家
百田尚樹
出版社
太田出版
発売日
2007-11-22
ISBN
9784778310882
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ジャンル

聖夜の贈り物 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

文庫化『輝く夜』にもなっているクリスマスシーズンにピッタリな作品です。5編からなる短編集で、どの作品もドラマティックで、改めて百田さんの才能の素晴らしさを認識させられます。‘奇跡’とは当然、そんな簡単には起こらず、身近なモノではないのですが、その‘奇跡’をさりげなく、そして感動的に演出してしまう展開に微笑ましく、そして涙してしまいます。ボリューム的にも多くはないので、師走の何かと忙しいシーズン、ココロにゆとりを持ちたい方、ちょっと一息読むには最適な一冊です。誰もが人の温かみを求めているのかもしれませんね。

2010/10/02

おしゃべりメガネ

去年は文庫で読み、今年はハードカバーで読了です。ベタですが、やっぱりクリスマスイブにはこちらの作品を手にとってしまいます。ちょっと出来すぎた感はあっても、やっぱりそこはステキなクリスマスイブなので、大概のコトは許しちゃいますよね。読む度に印象的な話が変わり、これまでは『タクシー』の話がイチ推しな話でしたが、今回は派遣社員と社長の『猫』にまつわる話が印象的でした。あとはやっぱり何回読んでも病気の女の子にかかわる『ケーキ』の話は涙が止まらず、じんわりとココロを温めてくれます。きっと来年もまた読むんだろうなぁ。

2018/12/24

しゅわ

【図書館】イブの夜、五人の女性に起きた奇蹟…リストラされ上に、弟の会社は倒産寸前という恵子。派遣社員としての辛い環境の中、死にかけていた野良猫と暮らす雅子。癌で命尽きようとしている真理子。5年前の恋人を忘れられずイブを孤独に過ごす依子。家族そして婚約者に死なれ、天涯孤独となり自殺するために彷徨う和子。ちょっと間違うと陳腐になってしまう!?ありがちなイイ話ですが、希望を届けたいという百田さんの強い気持ちと、イブの魔法、そして まっすぐがんばる彼女達のおかげで、素敵なファンタジー短編集に仕上がっています。

2014/03/19

パフちゃん@かのん変更

「永遠の0」の百田さん。これが2作目だそうです。感動しました。期待以上、。全部ハッピーエンドで安心して読めます。最後の話「サンタクロース」が特に良かったな。死のうとしていた女性を救ったのはお腹の子どもが老人になったサンタクロースだった・・・。

2013/06/20

ばう

★★ (初めに。辛口です)聖夜に起きた5つの奇跡の物語。心や身体が傷ついた人達へのサンタさんからの贈り物。クリスマスにふさわしい心温まる良いお話ばかりです。決して「え〜そんなん、あるわけないやん!」とか思わずに素直な気持ちで読めば★4つくらいはつけるかもしれない。でもこんなに予定調和的すぎるお話は感動する前に「え〜そんなん(以下省略)」と😓。本を読んでいつもはこんな風に思わないんだけど…その時思い出しました、「私、百田さんの文章は合わなかったんだ」。あ、でもとっても良い話なんですよ!誤解なさらないで‼︎

2021/12/17

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