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虹ヶ原 ホログラフ

虹ヶ原 ホログラフ

虹ヶ原 ホログラフ

作家
浅野いにお
出版社
太田出版
発売日
2006-07-26
ISBN
9784778320201
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虹ヶ原 ホログラフ / 感想・レビュー

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ゼロ

1つの物語をバラバラにし、視点を変えて語り、時間軸も違うため内容が分かりにくい。絶望か希望か分からない雰囲気はとても良く、死にたくなってくる。世界は思ったよりも広がっておらず、10年前のヒーローが10年過ぎると気怠い生活を送っていたり、一人の女の子に惑わされたりと不可思議な要素が多い。でも、そんなぐちゃぐちゃしたセカイを幻想的に、かつ美しく描けるのも1つの魅力だと思います。蝶が魅せた1つの夢なのか、はたまた輪廻転生した1つの現実なのか。人を選ぶ作品であることに間違いはないですが、私は好きです。

2015/04/29

kanon

面白いというかよく自分でもわからない感情が体中を駆け巡り、気付けば読み終わっていた。浅野いにおが何を伝えたかったのかも理解出来ないし、読んでいる終始キャラクターの行動理念も何も共感出来なかった。可哀想なキャラだなあ、と思っていてもそれ相応に非道いこともするから擁護も出来ず。...でもこの感情はなんだ?つまらないならあーつまらん、と放り出すかパラ読みをするだろうし。でもこの作品ではそんなことは決してなかった。隅々まで読んだ。うん、この先の展開が気になってたんだろう。面白かったのかな?そんな自分も分からない。

2012/06/18

ソラ

これはなかなか難しいな。一回で理解するのは難しい。やっぱあれかな、胡蝶の夢的なこと?

2014/08/19

九鳥

神様と蝶とこどもたち。過去と未来を往還して進む物語に翻弄される。先生もいじめられっこも壊れた人も、それぞれが抱えるずるさと狂気。河原の夕日と蝶の情景が綺麗で怖くて、読み終わったら目眩がした。怖くて堪らないのに惹かれる作品。

2009/09/05

ちぇけら

深い井戸に落とした花から羽化した蝶の群れが夜におどる。ぼくらは顔を寄せあい、声をひそめて空想の物語を考えていた。まるで世界が終わるみたいだと、その主人公に自分を重ねてきみは笑った。きみが笑うのだから、世界の終わりは正しい。ぼくは膨らみかけた命をそっと握る。世界が終わってくれるなら、ぼくは大人にならなくていい。しかしいつまでも続く世界で、きみの抜け殻だけが綺麗だ。きみを守れなかったから、せめて一緒に狂ってしまいたかった。きみを壊した彼の罪は、やがてぼくの罪になるだろう。神様はいない。ぼくを裁くのは、きみだ。

2021/07/07

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