トゥー・エスプレッソ

Shimaneko

日仏同時発売とかで、最初は左開きの横書きネーム（しかも方言混じり）が読みづらく、いったん寝かせたものの、再度あたまから読み始めたら一気読み。すごい感動とかって類ではないけど、じんわりと地味にいい。どことなくノスタルジックで端正な画も好みだし、ストーリーのやられた感がなかなかの快感。

2015/06/17

ゐわむら2なつき

ずっと積んでおいたけど、もっと早く読むべきだった。あー、こういう人間ドラマ大好きだぁ。豊田徹也さんの珈琲時間もそうだが、コーヒーが添えられるととたんに現実的になるよなぁ。それだけ身近なものってことね。実に良かった。他の著作もあるのかしら。

2013/12/05

さとう

『どうして日本人はあんなにヴィトンを持つと思う？』「女の見栄が半分と、あの柄なら見てすぐにわかるからダサイ男にも選びやすくって、その女が大切にされてるかどうか誰の目にもわかりやすいからだ」のやりとりにくすりとなった。

2010/11/05

たらこ

幸運にもサイン本をゲット。左閉じになっていたり、コマ割が海外漫画的であったり、カラーを白黒にした感じであったり。淡々としながらも、「雰囲気マンガ」にとどまらず、登場人物がみんな少し前に進んだのが好印象。

2010/05/30

oooz

久々の高浜寛、楽しみにしてました。前作までのような泥臭いどこでも誰でもあるような人間模様なのはそうなんですが、話運びや印象はずいぶんシンプルに洗練されています。映画をコマ送りで観てるような感覚は、日仏同時発売という事であっち風の描き方をしているせいでしょうか。ごてごてした小コマと緊張感のある大ゴマのコントラストに感動します。ラストのエッフェル塔がとても奇麗な空気感があって、今までの高浜寛に無かった素敵な読後感を楽しめました。

2010/04/22