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新版 縄文聖地巡礼

新版 縄文聖地巡礼

新版 縄文聖地巡礼

作家
坂本龍一
中沢新一
出版社
イースト・プレス
発売日
2023-12-19
ISBN
9784781622743
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新版 縄文聖地巡礼 / 感想・レビュー

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Koji Harasawa

最近まわりの人たちが縄文づいてる そして私もこの書籍をきっかけに、縄文づいてる 過去を知ることが現在を変え、未来を変えることに直結するので大変に面白いのだ 坂本龍一さん、『アースダイバー』の中沢新一さんの考察は過去から今に繋がる系譜をわかりやすく表現してくれ一気に思考が吸い込まれる 福井県の「もんじゅ」や青森県六ケ所村「再処理工場」の近くにそれぞれ重要な縄文遺跡があるわけだが、核に対する視線もとても真摯で厳しい もっと学びたくなるし、聖地巡礼に出かけたくなる 書と共に旅に出たくなる良書

2024/01/15

ますりん

昨年亡くなられた坂本龍一さんと宗教学者中沢新一さんの共著の新版。二人が繰り返し話すのは、今の技術や仕組みを前提に置かず、どこまで人は遡って個と国家、世界の関係を捉え直せるのかということ。 私は私以外の誰かにとって余りに都合の良い前提を、まだまだ自分の中に愚かにも置きすぎてしまっているのかもしれない、と反省。さあ、どこまで戻ろうか。

2024/02/18

ナポリノロク

坂本龍一さんの逝去に伴って再発された新装版を入手。マニアとしては有難い。前の版を読んだ時にはピンときてなかったが、逝去後に各所ででたテキスト類を読んでここ10数年の坂本さんの思考をおさらいしてから読んでみたら、漸く2人が感じていたこと考えていたことが体感として分かってきたような気がします。

2024/01/11

エリカパパ

2023年に坂本龍一さんが亡くなり、共著の中沢新一さんがこの新版の前書きを書いている。坂本さんそして中沢さんの人となりが表れている。縄文文化を象徴する三内丸山遺跡と、近代文明の果としてある六ヶ所村の再処理工場が同じ青森にあることは未来を考えるうえで非常に示唆に富む、とのくだりでピンとくる。出雲系の建御名方神が侵入する諏訪。のどかな海辺の風景と原発施設のものものしさが強烈なコントラストをなす若狭・敦賀。東大寺の修二会と南方熊楠の聖地、紀伊田辺。水平的な共同体社会が続いていた薩摩の隼人。どこも旅に出向きたい。

2024/01/08

etsu

坂本龍一の知識の深さと感じる一冊。 中沢新一と各地を巡って、とても面白かった。

2024/03/03

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