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吾輩は猫である (まんがで読破)

吾輩は猫である (まんがで読破)

吾輩は猫である (まんがで読破)

作家
夏目漱石
バラエティアートワークス
出版社
イースト・プレス
発売日
2020-12-10
ISBN
9784781686349
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吾輩は猫である (まんがで読破) / 感想・レビュー

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Ayakankoku

文学作品を漫画で読む。分かりやすくてありがたい。次は漱石の言葉のまま味わってみたいと思う。

2021/05/29

Taizo

自分を客観的に見つめ、今持っているものを再認識する心理療法の一種だったんじゃないかな〜って思う。それで超ベストセラーを生み出しちゃうんだから夏目漱石はすごいんだろうけど笑。当時鬱状態だった漱石を見かねて高浜虚子が執筆を依頼したらしい。猫視点になってはいるけど明らかに感じ方は漱石のそれだ。猫という客観的な視点を通して自分の友人関係を見つめることで、自分が家族や友人と社会的つながりを持っていることを再認識できたのだろう。猫の死は漱石の鬱屈した気持ちが心のそこへと沈んでいくメタファーなんじゃないかと、そう感じた

2021/02/16

またの名

「猫なで声で人間の方へ近づく そうすればなでてくれる… 人間とはチョロいものである」とか名前も無いくせに、つよつよな動物界最強種族。猫を愛でる(猫様にザコ負けする)人間的カルチャーの先駆を果たしながら実態は猫がぶざまな人間に呆れ鼻で笑う、人間観察録。このシリーズ自体が現代風の笑いをまぶすのは定番になってるから、漱石随一のユーモア風刺作品としての印象が薄く長所が欠点みたいな惜しさ。忠義なことに一応ご主人のため実業家の邸宅へ偵察に向かって「ふぅ…誰にも見られてないな…(汗」と一息つく場面でも、可愛さがズルい。

2022/02/20

ぱぱちん

あまりにも有名な文学作品なので、漫画版はどうなの?って感じで読んでみた。原作自体もそんなに難しくはないが、漫画での吾輩は、何ともシニカルで独善的な様子がおもしろい。はじめての文学作品は漫画からはいるのがいいかもしれない。今では当たり前になった動物の擬人化はこの作品が最初だろう。ねこの目からみたら人間はみんな愚かにうつるんだろうか?うちのペットの犬の目が時々憐れんでるように見えるのは気のせいだろうか?

2021/06/01

Tanreinama

いつ買ったのか忘れるくらい昔に買っていて本を整理してたら出てきたので読みました。 漫画でかつ短く纏まってるので読みやすくはあると思います。

2022/02/20

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