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夏目漱石

職業・肩書き
作家
ふりがな
なつめ・そうせき

「夏目漱石」のおすすめ記事・レビュー

夏目漱石は猫だけでなく犬も飼っていた!/『文豪どうかしてる逸話集』③

夏目漱石は猫だけでなく犬も飼っていた!/『文豪どうかしてる逸話集』③

誰もが知っているあの文豪に、こんな意外な一面があった!? 太宰治、芥川龍之介、夏目漱石、川端康成など、名作の生みの親の「どうかしてる」逸話を一挙紹介!

『文豪どうかしてる逸話集』(進士素丸/KADOKAWA)

【夏目漱石】(1867~1916)

プロフィール 職業:教師→小説家 本名:夏目金之助 出身地:東京都 好きな文豪:正岡子規 趣味:甘いもの

メンタル弱めな日本一の文豪

 裕福だった生家が明治維新の混乱で没落し、里子や養子に出されたり、また実家に戻されたりし、学校も転々としていた。

 大学卒業後は英語教師の職に就き、その後イギリスへ留学するも、現地でカタコトの英語を笑われ、病んで一時引きこもりになる。

 帰国後は大学講師になるも、前任の小泉八雲の講義があまりに好評すぎたため、学生たちからの「なんか新しい先生の講義つまんなくね?」みたいな空気に耐えられず、またまた神経衰弱に。

 その後「気晴らしに小説でも書けば?」と友人に言われて書いた『吾輩は猫である』がヒットして作家デビュー。

代表作

『我輩は猫である』(1905) 「吾輩は猫である。名前はまだ無い」…

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【人付き合いに悩んだとき】『日本人のすごい名言』④夏目漱石「吞気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。」

【人付き合いに悩んだとき】『日本人のすごい名言』④夏目漱石「吞気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。」

『100年後まで残したい 日本人のすごい名言』(齋藤孝/アスコム)

 本質的な内容を持つ名言だけを齋藤孝先生が厳選!SNSのようにスーッと流れて消えてしまわないように、その名言の持つストーリーや、行間に込められた想い、そして「使い方」までしっかり紹介!

名言は心の砦とりでになります。雪崩れのように心が崩壊するのを食い止め、漏電のように常にエネルギーが消耗されていくのを防ぎます。 「はじめに」より

人付き合いに悩んだとき 夏目漱石「吞気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。」名言年齢:114歳 『吾輩は猫である』(夏目漱石・著 岩波文庫)より

※名言が発表された年を「生まれた」年として、2019年現在何歳になるのかを示しています。

 言わずと知れた名作『吾輩は猫である』の書き出しは、「吾輩は猫である。名前はまだない」。日本人なら誰でも暗唱できる一文でしょう。  日本を代表する文豪の一人、夏目漱石のデビュー作である本作は、中学校の英語教師である珍野苦沙弥のもとへやってきた猫を語り手に、珍野家とその周辺の人たちの人間模様を風刺的に描い…

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ショートショートの文学賞にリニューアル! 数々の名作を生んだ「坊ちゃん文学賞」が作品募集開始

ショートショートの文学賞にリニューアル! 数々の名作を生んだ「坊ちゃん文学賞」が作品募集開始

 2019年4月23日(火)より短編小説の公募を開始した「第16回 坊ちゃん文学賞」。近代俳句の父・正岡子規を生み、明治の文豪・夏目漱石の小説『坊っちゃん』に描かれた街である松山市が創設したこの賞は、昭和の最後の年からスタートし、これまで15回・30年にわたって人気作家と作品を生み出してきた。

 そして平成の最後に、親しまれてきた名称はそのままに「ショートショート」の文学賞へリニューアルしての募集となる。ショートショートは書く楽しさを感じてもらいやすく、世代を問わず参加できるという、文学の間口を広げる力があるため。また、俳句と同様に短い言葉で表現する特長を生かし、この賞を「文学の入り口」として、これまで松山市が取り組んできた「ことばと文学のまち松山」の魅力を更に広く発信していく目的もある。

 審査員長に選ばれたのは、松山市出身で新世代ショートショートの旗手として活躍する小説家・田丸雅智さん。「ぜひ気軽な気持ちで、楽しみながら、ご応募いただければと思います。『ことばと文学のまち松山』にて、素敵な作品と出会えることを楽しみにしています」とコメント。ほか、…

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日本人なら読んでおかなきゃヤバい! 夏目漱石おすすめ作品まとめ

日本人なら読んでおかなきゃヤバい! 夏目漱石おすすめ作品まとめ

 日本近代文学の巨峰として、今なお高い人気を誇る夏目漱石。日本人の私たちが文学の世界に浸るためには、彼が外せないことは言うまでもない。高校生の頃、教科書に抜粋された『こころ』の一部を読んだという方も多いことだろう。その一部にとどまらず全文を読んでみると、より一層作品の世界を楽しめる。

 近代文学にお堅い印象を持つ方も、漱石を読んでいくうちにその印象は少しずつ変わってくることだろう。漱石の作品は鋭い風刺やユーモアに溢れ、また彼自身の人となりもふんだんに滲み出ている。学生時代に頭を抱えながら読んだという人も、大人になった今になって読み返してみると、新たな発見に心躍らされること間違いなしだ。本稿ではそんな夏目漱石の不朽の名作を5選、ご紹介したい。

■人に裏切られることの地獄。人を裏切ることの地獄。―『こころ』

『こころ』(夏目漱石/新潮文庫)

 人間のエゴは、時として親友をも裏切り、また自身も裏切られる。主人公の少年が「先生」と彼の亡き友「K」の過去を知るというストーリーで、死に至る人間の心の過程を主題とした不朽の名作。

あらすじはこちら

■猫目線の風刺とユー…

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23歳童貞が一目ぼれしたのは都会の自由な女性…切ない恋の行方は――夏目漱石『三四郎』

23歳童貞が一目ぼれしたのは都会の自由な女性…切ない恋の行方は――夏目漱石『三四郎』

『三四郎 (新潮文庫)』(夏目漱石/新潮社)

 熊本の高等学校を卒業し、東京帝国大学に合格した真面目な主人公の三四郎は、23歳だが女性経験がない田舎者。女性と共に相部屋で一晩を過ごすが、気を遣うばかりで手も触れず、「度胸のない方ですね」と別れ際に言われる始末。

 東京の喧騒に辟易していた三四郎は、自由気ままで美しい美禰子(みねこ)という都会の女性に出会い、一目惚れする。その後三四郎は、大学の友人の与次郎、同郷の先輩の野々宮、英語教師の広田、野々宮の妹のよし子らとも交友を深める。

 ある日三四郎は、彼らと菊人形の見物に出かける。途中で美禰子は気分が悪いと言いだし、三四郎と彼女は一行から離れる。彼女は三四郎に、「迷子」の英訳は「stray sheep」であるのだと話す。石を飛び越えるときに美禰子は躓き、三四郎に抱きかかるように倒れ、彼の腕の中で「stray sheep」と囁いた。

 三四郎が美禰子に誘われて画家の原口の絵画展へ行くと、そこで野々宮と鉢合わせる。美禰子は野々宮をもてあそぶかのように、三四郎に囁く素振りをする。彼女のそんな態度に腹が立つと同時…

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曲がったことが許せない人情物語――夏目漱石『坊っちゃん』

曲がったことが許せない人情物語――夏目漱石『坊っちゃん』

『坊っちゃん (新潮文庫)』(夏目漱石/新潮社)

 親譲りの無鉄砲で子供の頃から乱暴ばかりしている少年「坊っちゃん」は、両親と兄から疎まれていた。母親が亡くなったとき、お母さんが死んだのはお前のせいだと兄から責められる。しかし下女の清だけは、彼の曲がったことを許さない性格を気に入り可愛がってくれていた。

 父親と死別後、坊っちゃんは譲り受けた財産で東京の物理学校に入学する。卒業後、彼は四国の旧制中学校に数学の教師として赴任しないかと提案され、二つ返事でこれを引き受けた。見送りに来た清と別れ、四国の学校に着いた彼は、校長の狸や教頭の赤シャツ、英語教師のうらなり、美術教師の野だいこ、数学主任の山嵐らと出会う。東京育ちの坊っちゃんは、四国の田舎の風土やそこで出会う人々が気に入らなかった。

 坊っちゃんは天ぷらそばを4杯頼んだことなどを生徒たちから冷やかされ、宿直室に大量のイナゴを入れられるという嫌がらせを受ける。生徒たちの処分を求めるが、いやみな態度をとる教頭の「赤シャツ」や同僚の「野だいこ」らは彼に責任を転嫁しようとした。しかしこれに、盟友である「山嵐…

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漱石の考える芸術と人生とは――夏目漱石『草枕』

漱石の考える芸術と人生とは――夏目漱石『草枕』

『草枕 (新潮文庫)』(夏目漱石/新潮社)

 画家は山道を歩きながら、こう考えた。「智(ち)に働けば角が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角(とかく)に人の世は住みにくい」。

 日露戦争の時代。30歳の洋画家は山に向かい、温泉宿に宿泊する。そこで那美という美しい女性と知り合う。元夫の勤め先が倒産し、実家の宿に戻ってきたという彼女は謎めいて見える反面、「今まで見た女のうちで最も美しい所作をする女」であると彼は感じる。彼は那美から自分の画を描いてほしいと頼まれるが、彼女には足りないところがあると思い、描かなかった。

 ある日彼が草原で漢詩を作っていたところへ、野武士のようなひげ面の男と那美が現れる。男は那美の元夫で、貧乏であるため日本では暮らせなくなり、満州に行くための金を貰いに来たのだという。

 満州へと徴集された那美の従兄弟を見送るためにふたりが駅に行くと、汽車の中には那美の元夫もいた。那美と元夫は、発車する汽車の窓越しに顔を合わせ、彼女は茫然とした表情を見せた。那美の表情の中に「憐れ」を彼は感じ取り、「それだ、それが出れば画…

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【1分間名作あらすじ】夏目漱石『吾輩は猫である』――猫の目から見た人間のおかしさ

【1分間名作あらすじ】夏目漱石『吾輩は猫である』――猫の目から見た人間のおかしさ

『吾輩は猫である (新潮文庫)』(夏目漱石/新潮社)

 物語の語り手は、珍野(ちんの)家で飼われている雄猫。彼に名前はなく、自分のことを吾輩と呼んでいる。生まれてすぐに捨てられた吾輩は、生きるために迷走しているうちに珍野家にたどり着く。家主である中学の英語教師、珍野苦沙弥(くしゃみ)は変人で、胃が弱く、ノイローゼ気味で、なにかと苦労が絶えない(漱石自身がモデルとされる)。

 隣宅の雌猫、三毛子に吾輩は恋焦がれていたが、恋が実る前に彼女は風邪をこじらせて死んでしまう。この失恋は吾輩にとって大きな経験となる。その後も珍野家で暮らしながらさまざまな人間と出会う中で、彼は人間や物事を注意深く観察し、哲学するようになる。脚を4本もっているのに2本しか使わない贅沢さ。誰のものでもない地球を分割して勝手に所有地だと主張するおかしさ。伸ばしておけばいいのに髪をわざわざ整える不思議さ。猫の視点から見た人間は、実に変な生き物だ。

 苦沙弥の元教え子2人の結婚が決まり、珍野家では内祝いが行われた。吾輩は胃を弱らせた苦沙弥の晩年を思い、死が万物の定めならば、自殺とは賢い行…

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【大活字本】夏目漱石「三四郎(上)」(響林社の大活字本シリーズ)

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作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741896
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【大活字本】夏目漱石「三四郎(下)」(響林社の大活字本シリーズ)

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夏目漱石
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出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741902
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【大活字本】夏目漱石「虞美人草(下)」(響林社の大活字本シリーズ)

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夏目漱石
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出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741940
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【大活字本】夏目漱石「行人(上)」(響林社の大活字本シリーズ)

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作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-12-02
ISBN
9784865742398
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【大活字本】夏目漱石「行人(下)」(響林社の大活字本シリーズ)

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作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-12-02
ISBN
9784865742404
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【大活字本】夏目漱石「虞美人草(上)」(響林社の大活字本シリーズ)

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作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741933
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【大活字本】夏目漱石「彼岸過迄(下)」(響林社の大活字本シリーズ)

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作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741926
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【大活字本】夏目漱石「彼岸過迄(上)」(響林社の大活字本シリーズ)

【大活字本】夏目漱石「彼岸過迄(上)」(響林社の大活字本シリーズ)

作家
夏目漱石
しみじみ朗読文庫
出版社
響林社
発売日
2019-11-17
ISBN
9784865741919
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