鬼を飼う 1巻 (コミック(YKコミックス))
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「鬼を飼う 1巻 (コミック(YKコミックス))」のおすすめレビュー
下手したら自分を喰う鬼を飼育する? 世界の奇獣を扱う不思議な商店から始まる、飼育系あやかしストーリー
『鬼を飼う』(吉川景都/少年画報社)
鬼や化けギツネ、猫又などのあやかしの話を本で目にしたり聞いたりした経験はあるが、想像上の生き物だと思う人がほとんどではないだろうか。しかし、私たちが気付かない、見ようとしていないだけで、もしかしたらすぐそばに存在しているかもしれない。
『鬼を飼う』(吉川景都/少年画報社)は、あやかしと人との関わりを描いた飼育系あやかしストーリーと呼ばれる人気作だ。昭和7年の東京、帝大生の鷹名基(たかな・もとい)と司怜一(つかさ・れいいち)は、1人の少女と出会い、四王天(しおうてん)鳥獣商店にいざなわれる。そこでは、奇獣という不思議な生き物を取り扱っていた。鷹名が、店主の四王天から「鬼」という奇獣を飼わないか、とすすめられることから話は始まる。
奇獣とは、一般的に「珍しいけもの」のことをいう。本書での奇獣は、伝説や神話の架空の生き物を指し、
“奇獣とは伝説上の生き物なり ただしごく少数の才ある者のみ奇獣の生態や住み処を知り、また飼うことも可といふ 飼育には細心の注意を以て臨むべし”
とある。奇獣は、生態や特性を理解すれば、命令を聞…
2024/1/18
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鬼を飼う 1巻 (コミック(YKコミックス)) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
時は昭和の初め、本郷にある坂のどんつきで、幻獣を扱う鳥獣商に出会った・・・。鳥獣商の四王天さんもアリスも謎に満ちた存在。まぁ、取っ付き易い人たちだが。鷹名や司が惹かれる気持ちは判らないでもない。でも鬼は飼っちゃダメ。金華猫はまぁ良いとして、アステカの邪神とか絶対ダメ。・・・金華猫は切なかった。アクションはからっきしな感じですが、新聞記者やら政府の奇獣対策班やら登場してきて、気になる展開。
2017/09/28
猫洞(ฅΦωΦฅ)銀
昭和初期の東京…帝大生の鷹名は或る日異国の少女と出会った〜。少女について行った先は“鳥獣商”…伝説の生き物“奇獣”も扱うお店だったのです。好奇心旺盛だがおっとりした鷹名とお調子者だけど良い奴…鷹名の友人・司たちが鬼と関わったり鬼と関わった人を見届けたり。謎多き少女・アリスと奇獣を商う四王天…特高まで出て来てどうなる展開!?様々な奇獣が登場してコミカルタッチで面白い。温かかったり切ないお話も…けど鬼への代償は怖いです。金華猫…可愛かった♡将来自分が独りになった時一緒に居て欲しい…けどそれは人間のエゴだにゃ。
2016/03/26
瀧ながれ
昭和初期の東京に、「奇獣」を扱う店がある。人間と伝説の獣たちの交流だったり対立だったりを、ちょっとダークに描いていておもしろいなあ、と思いながら読んでいたら、主人公の帝大生が奇獣にひきずられて暗い感情を発生させちゃってハラハラドキドキ。彼の友人が、だいたいいつもうざったいですが、このときばかりは、いてくれてありがとう!と感謝しました。幽霊を見ないタイプですね。ねこ好きとして、巨大なにゃんこ奇獣のエピソードが、最後の切なさも込みで印象的でした。あとは、「くくる」ちゃんがちっこくてかわいいです、怖いけど。
2016/03/01
しましまこ
昭和初期、本郷。坂のどんづまりに「奇獣」を扱う「四王天鳥獣商」あり。いい塩梅にヒネた店主のジジイと金髪美少女、伝説の生き物達...くぅ~好みだ!奇獣でもモフ系!!金華猫にこんとん!早く続きが読みたい。
2016/03/06
かぽかぽ
むむ! 面白い! 特高が出てくるなど、いろいろな仕込みをしてそうな1巻! これは追いかけねば!http://sokuyomi.jp/external/viewer2/?id=CO_oniwokau_001_0001-0
2016/03/27
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