京極夏彦の世界 (寺子屋ブックス)
京極夏彦の世界 (寺子屋ブックス) / 感想・レビュー
藤月はな(灯れ松明の火)
様々な見方があり、ファンとしては嬉しい一冊でした。びっくりしたのは以前、読んだ「信長 」の作者、宇佐原晴明氏が評論を書いていることでした。また、同人誌が例として挙げられていることにもびっくり。同人誌の内容にも真実ありでしょうか。
2010/01/25
c
90年代のブーム時、京極夏彦の謎本は他にも1、2冊出ていたような気がする。「京極堂の偽」とかいうトンデモ本もあった。まあ幾らブームとはいえ、漫画やアニメに比べると消費層は圧倒的に薄い。出しても売れないのだろう。印象に残ってるのも、野崎六助の本とこの編著くらいだ。00年代以降のユリイカなら京極の個人名で特集を組んだに違いないが、当時はまだ奥床しさがあったのか、京極ブームを受けて出た特集のタイトルは「ミステリルネッサンス」。ただそのぶん散漫になるのは当然だし、だから活字倶楽部の特集の方が読み応えがあったな。
2015/11/01
なつのおすすめあにめ
「『狂骨の夢』批判的読解」はかなり手厳しいね。でも怒っちゃった京極堂ファンは「僕たちの好きな京極夏彦」に収録されている「ーたとえば『狂骨の夢』について」を読んだらいいと思うの。
2013/01/29
あお
京極さんが好きだ!
2012/10/04
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