KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ニッポン旅みやげ

ニッポン旅みやげ

ニッポン旅みやげ

作家
池内紀
出版社
青土社
発売日
2015-03-19
ISBN
9784791768523
amazonで購入する

ニッポン旅みやげ / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

きあ

読友さんの感想に引かれて手に取り読了。町歩きの紀行本だがかなり変わった視点で色んな物を見ている。近場のスポットを回ってみようかな?

2016/06/10

naji

旅先での思いがけない出会いを綴った随筆であった。自分の地元について記載も偶然に載っていたが、知らない事の方が多く『へぇ〜、そうだったの』というスタンスで読み進められました。また、あとがきにて著者が『旅行と旅』の違いに対して言及していたが、前者はスケジュールキッチリに途中の厄介事がない知らされた情報の確認のようなものとしている。後者は、飛び交っている情報よりも自己の五感をフル回転し、その場その場を直感的に行動するのに近いとしている。この行を読むだけでも一刻も早く旅に出掛けたいと誘う一冊であった。

2015/05/04

mayumi

旅先のスーパーに行くと、地元ではお目にかかれないものがあって、下手な土産屋より楽しめる。共通するところがあるように思った。

2015/06/25

Humbaba

多くの人が訪れているところだけが観光に向いている場所というわけではない。そのような人混み以外の場所にだって、見て回る価値のある場所は多数ある。そのような場所の多くはいわゆる観光地のように様々なサービスにあふれているわけではないのだが、なんとも言えないようなユニークさがある。

2015/05/21

かおり

早起きのお供にツラツラ読み。あとがきの「旅の目的地で何するかは行き着いてから考える。スケジュールがつまっていると、より充実した旅であるかに思いがちだが、錯覚であって、ただ忙しいだけである。それに人間はどんなにどっさり廻っても、自分とかかわりのあるものにしか目を向けない。」というのに共感。旅のスケジュールを詰めすぎては、旅自体が自分の立てたスケジュールの確認作業になってしまう。読書だって同様だと思う。さまよい読み散らして出会った一冊に激しく心揺さぶられるもの。

2015/05/27

感想・レビューをもっと見る