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心のおもむくままに<新装版>

心のおもむくままに<新装版>

心のおもむくままに<新装版>

作家
スザンナ・タマーロ
泉 典子
出版社
草思社
発売日
2007-10-18
ISBN
9784794216403
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心のおもむくままに<新装版> / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

自分の命が残り少ないと気付いた老女は一緒に暮らしていた孫娘に自分の過去と気付きを日記のように残そうと考える……。孫娘へのメッセージ、心に響く言葉の数々。続編もあるらしいので、読んでみたい。

2014/11/24

ナハチガル

ひさしぶりに「ジャケ買い」ならぬ「ジャケ借り」して読み始めたら大当たり。だったのだが、検索してみたら今年の2月に「読みたい本」としてすでに登録していた。なんだかキツネにつままれたような気分である。まあそれはともかく、祖母、母、娘、孫のどの立場の女性でも共感できる内容だろうし、異性として男性が客観的に読んでも面白く、共有できる普遍的な要素も少なくない。ちょっと大げさかもしれないが、小説という体裁で表現しうる一つの完璧な形だと思う。傑作。もっと読まれていいと思う。今のところ続編を読む気はしないけれど。A+。

2016/06/07

ぱせり

老いて、死を前にしたオルガの言葉の一言一言は、磨き抜かれたようで、静かに心に沁みてくる。時に反発を感じたりもしながら。オルガ自身、自分が完全ではないことをよく知っている。そのうえで、確かに伝わってくるのは、読み手(孫娘)に対する限りない慈愛だった。

2013/02/15

みにもる

「人を成長させるのは苦悩だけだが、しかし苦しみからは早く抜け出したほうがいい。そこに逃げ込んだり自分を憐れんだりしていると、自分が見えなくなってしまう。その理由は簡単で、身体があるからなんだ」「われわれ自身は陰みたいなもので、というか蛙に似た両棲類で、ここの低いところに住みながら、高いところを仰ぎみている。生きるというのは、そのことに気づいたり知ったりするだけのことですよ。光が陰に圧倒され消えてしまわないように戦うことなんだ。完全な人を信じてはいけない。答えがいつも頭の中に用意されている人は警戒すべきだ」

2010/04/08

nozomi

手紙形式で始まる、後悔と優しさの物語。あたたかく、ありのままで、切なく、どうしようもない。自分が年をとったときのことを考えてしまった。

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