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大人になるって何? (みんなで考えよう) (みんなで考えよう 3)

大人になるって何? (みんなで考えよう) (みんなで考えよう 3)

大人になるって何? (みんなで考えよう) (みんなで考えよう 3)

作家
鶴見俊輔
長新太
出版社
晶文社
発売日
2002-05-01
ISBN
9784794926531
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大人になるって何? (みんなで考えよう) (みんなで考えよう 3) / 感想・レビュー

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GX

「自問自答が哲学」 自分のなかに、「問う自分」と「答える自分」をもつこと。ひとから与えられる「問い」や「答え」をそのまま、受け入れるのではなく、「自分自身で問題を見つけること」、「答えが見つからなくても、問い続けること」。「すべてを疑うこと」。「親問題」と「子問題」。最後の中学生の感想が印象的でした。「意見をいったら答えが返ってきて、ほかの人の意見をきいていると、そういう意見もあるんだなぁと、いろいろ思えたのがよかった」。意見を言っても、答えが返ってこない。会話が成立しないことって、結構ありますよね。

2018/05/03

CH

「なぜ生きるのだろう」はあらゆる根源にある問いである。中学生のころはきっと、この問いをそれほど深くは捉えなかった。生きるのがめんどくさくなってしまうことはあったが、それほど深刻な問題にはならなかった。しかし、乏しいながらも、人生経験を重ねるうちに、挫折を知り、どうにもならないことがあることを知った。そこで初めて、「なぜ生きるのだろう」、この問が深く突き刺さったのである。「なぜ生きるか」「なぜ学ぶか」は、無目的に生きていては決して向き合えない問題である。

2013/05/29

sansirou

鶴見俊輔の寺子屋シリーズの最終回。やっぱり鶴見俊輔は素敵です。こういう人と接すると子供たちはどんどん伸びていくのでしょう。すでに鬼籍に入ってしまわれましたが、いつまでも読み続けたい人ですね。

2021/06/30

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