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ブラッドベリがやってくる―小説の愉快

ブラッドベリがやってくる―小説の愉快

ブラッドベリがやってくる―小説の愉快

作家
レイ・ブラッドベリ
Ray Bradbury
小川高義
出版社
晶文社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784794962560
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ブラッドベリがやってくる―小説の愉快 / 感想・レビュー

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KAZOO

ブラッドベリのアンソロジーかとおもいきや珍しくもエッセイ集だったのですね。自分の子供の頃とかの思い出や、あるいは自分の作品についての思い出など、また最後には散文詩のような作品が数編掲載されています。

2015/01/23

M66

うーん、すごかった。本当にブラッドベリが頭のなかに「やってき」た。そしてトウトウと語る。書くことはなんて楽しいんだ、想像することはなんて簡単なんだ、物語ってのはほら、爆発して―ふっ飛んで――生まれちゃうんだよ。「酔っ払い、自転車一台所有」、そして「速く走る、ぴったり止まる」。あーブラッドベリって、いいなぁ。なんかあなたに、せいの、って言われると、ほんとにジャンプしそうになるんだよ。そこが電車の中でも、安普請の畳の上でもさー。

2010/01/27

amanon

ブラッドベリ特有の詩情溢れる文体に感嘆するとともに、著者の息遣いそのままであるかのような、躍動感に満ちた訳に驚嘆。解説にもあるように、発表年にかなりの幅があるのにも関わらず、著者の瑞々しい感性と闊達な語り口は殆ど変わっていない。その辺りが著者の魅力の最たるものであり、今も多くの人を魅了する要因になっているのだと思う。とりわけ心踊らされたのが「ロボット〜」。かつて子供騙しの夢物語と一蹴されていたSFの真価が、世に認知されるようになるプロセスは、かつての日本SF黎明期とかなり重なる部分があるのに感慨を覚える。

2020/11/21

Mariamaniatica

ブラッドベリが怒涛のごとく語ります。すごいパワー、すごい勢い。これがブラッドベリだったのだ。創作への過程が人生そのものであり、オリジナル。誰もあの世界を凌駕できないわけだ。

2012/06/16

ちえぞー

昔むかし読んだ、「火星年代記」や「華氏451度」などをまた読み返したくなりました。短編の創作秘話も満載。うちの本棚をひっくりかえしてみなくっちゃ。

2010/10/07

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