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闇の国々IV

闇の国々IV

闇の国々IV

作家
ブノワ・ペータース
フランソワ・スクイテン
古永真一
原正人
出版社
小学館集英社プロダクション
発売日
2013-10-19
ISBN
9784796871730
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闇の国々IV / 感想・レビュー

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すけきよ

「アルミルアへの道」と「砂粒の理論」はシリーズ通しても傑作。これにて、ひとまず邦訳は区切りみたいだけど、まだ未訳の番外編が結構残ってるな~

2013/12/27

izuru youichi

日本語版としてはこれでひとまず完結のシリーズ第4巻。 既刊同様どの作品も素晴らしいが、最初はちょっとした怪現象が静かに拡大し街を飲み込みそうな異変に発展していく『砂粒の理論』がこれぞ闇の国々という感じで面白い。他にも1巻に収録されている「傾いた少女」の絵本版「傾いたメリー」や圧倒されるような絵が連続する「永遠の現在の記憶」等、傑作揃い。 未邦訳の番外編もいくつか残っていると言うことなので、それらの作品が日本語で楽しめる日を待ちたい。

2013/12/01

龍國竣/リュウゴク

「永遠の現在」という概念をもつ、「タクサンドリア」の最初のシナリオを参考にした作品。また、砂や石が増殖する不条理な出来事を描く「砂粒の理論」。現実と交錯することでフィクションの幻想性が高まるという効果が用いられる。実験的な「アルミリアへの道」は絵物語に似る。

2013/10/22

monado

「永遠の現在の記憶」のヴィジュアルは圧巻。「傾いた少女」の絵本版「傾いたメリー」はとてもわかりやすくて面白い。正篇はすべて翻訳されたとのことだが、ここまできたのだから番外編もすべて翻訳してほしい。

2013/11/27

あゆむみ

シリーズ最終巻ということで。「砂粒の理論」が、論理があって入り込みやすいのですが、これまでの人物や年代記があってはじめてすんなりいくのかも。全巻振り返ると、「塔」の冒険譚が一番好みだったようで、強く印象に残っています。物理法則を無視して拡張していくような、それをあるがまま受け入れていくような世界観が好きです。

2014/10/07

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