昆虫カメラマン、秘境食を味わう 人は何を食べてきたか (インターナショナル新書)
昆虫カメラマン、秘境食を味わう 人は何を食べてきたか (インターナショナル新書) / 感想・レビュー
pohcho
ジャポニカ学習帳の表紙で有名なカメラマンのエッセイ。南米、アフリカ、東南アジアなどの赤道周辺へ旅をして、現地で味わったさまざまな秘境食を紹介されている。トウガラシに洗面器いっぱいのご飯には驚き。タイの売春婦の女性が食堂に案内してくれた話はドラマのよう(タガメの香辛料ってどんな味なんだろう?)テンペでお腹を壊したり、ヤクのヨーグルトで下痢が治ったり、本当にいろんなところに行っていろんなものを食べられていてすごいし、胃腸が強いんだなあと思う。あの学習帳の写真の裏にこんな旅があったのかと思うと感慨深い。
2024/01/24
CTC
集英社インターナショナル新書23年12月の新刊。著者はジャポニカ学習帳の表紙で知られる昆虫植物写真家。初出は季刊で随筆を集める“集英社クオータリーkotoba”。あの強烈な表紙を40年、1,400カット以上担当した秘訣は何か。時に狙った花に出会うまで15年掛かることもあったし、治安の悪い地域にも分け入って粘り強く撮影する。機材は何十キロにもなり、現地の方の手助けが必須となる。「人に優劣をつけずに分け隔てなく接し」現地の方と同じものを愉しく食せる包容力と論文を貪るように読み込む勉強熱心さがあったそうだ。
2024/03/17
takao
昆虫食というわけではない。
2024/04/08
niz001
たぶん写真家の中で自分が最も作品を見たであろう著者。香辛料が多い。
2024/02/08
dokusyotyu24
昆虫カメラマンである著者が世界各地の農村部で食してきた食べ物を紹介するエッセイ。季刊誌に連載していたものだそうで、短いエッセイが20本収録されている。写真も多数。ただしモノクロ。タイトルには秘境食とあるがコメやジャガイモなど身近な食物も多く紹介されている。スパイスについても多く取り上げられており読んでいて楽しい一冊。
2024/02/14
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