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ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)

ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)

ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ)

作家
白取春彦
出版社
ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日
2018-05-24
ISBN
9784799322697
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ジャンル

ヴィトゲンシュタイン 世界が変わる言葉 エッセンシャル版 (ディスカヴァークラシック文庫シリーズ) / 感想・レビュー

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アキ

序文で著者の数奇な人生を知る。考えること・言葉・心・人生・人間・世界・自己について、全部で183の箴言。「言葉はみな概念だ、中身がまるでわかっていない言葉だ、概念の言葉にだまされるな」と手厳しい。人生について「きみの生き方が世界そのものだ」「人生を変えたいのなら仕事でも環境でもなく態度を変えよ」肝に銘じられる言葉ばかり。そして「人生については正確に問うことも答えることもできない。それはただ経験されるのみ。そして説明することができない。しかも、その体験を言葉で誰かに伝えることもできないまま死ぬのだ。」

2019/04/10

ぐっさん

怪しさ満点だが素材がいいだけに内容もよかった。翻訳者の趣味なのかやたらエモい文体から20世紀を代表する哲学者の日常の思い付きがえんえんと語られている。ヴィトゲンシュタインといえば常に深遠なことばかり考えているイメージを勝手に持っていたが俗っぽいことも考えていたのは意外。

2019/03/06

西条べべる

20世紀の哲学者のヴィトゲンシュタインの著書から心や人生や世界についての言葉を掲載している。確かに一部分の抜粋なので、核心からずれてしまって格好良い言葉の人生訓のようだったが、エッセンシャルなので入門や雰囲気をつかみたいときにはよさげでした。個人的に素敵だと思った言葉は、「少なからぬ人々は、他人からほめられようと思っている。 それはちがうのではないか。人々から愛されるように生きるべきではないのだろうか」

2021/04/29

トッド

❶常識は人々をなだめはするが実際の解決にはならぬ。経験も解釈。思い出とは今の自分からの記憶への反応。恋しているのは現実の相手ではない。知識とは信じている事に過ぎない。❷なぜ・どうして➡不安の言葉。表情や態度が明瞭な人ほど理解を得られる。❸大事な事は内心ではなく表情や態度。勇敢⇔躊躇い・腰抜け・臆病。❹人の生活を変える力は知恵や知識ではない情熱だ。❺質問するよりその人が何に好きで何に対して微笑むかだ。安楽を求めるは弱さ。多くの人の視線が注がれたものが価値を生む。絶望とは自分の判断が正しいと信じ込んでいるだけ

2022/07/24

n_kurita

ヴィトゲンシュタインの本は読んだことない。が、これだったら1時間もしないでさらっと読める。名言集みたいなものだ。しかし、そこから少し読んでみたい、もう少し掘り下げたい、と思ったら書籍に移っても良いかもしれないなと。哲学探究という本を読んでみたいと思った。

2018/08/31

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