KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

リプレイ2.14 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

リプレイ2.14 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

リプレイ2.14 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
喜多喜久
出版社
宝島社
発売日
2013-09-05
ISBN
9784800215673
amazonで購入する Kindle版を購入する

リプレイ2.14 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gonta19

2016/2/6 Amazonより届く。 20183/3/15〜3/16 タイトル通り、リプレイもの。この手の小説は30年くらい前にケン・グリムウッドの「リプレイ」が最初で決定版と思っていたが、こういうパターンもあったか。しかし、私は仕事柄化学的な内容は興味深く読めるが、いわゆる文系の人達はどうなんだろうか。

2018/03/16

た〜

最後の最後でそう持ってきましたかー。お見事でした。  幼なじみが死ぬ運命を変えることができるかもしれない。チャンスは10回(おいおい随分気前がいいなw)。ところが別の死因に変わったり自分が殺す羽目になったり、果ては死ぬ人が入れ替わっていく。で、最初の一言になるのでした

2013/09/25

おかむー

リプレイものってのも手を変え品を変え尽きませんな。『よくできました』。序盤やけに淡々と話が展開したので仕掛け重視だけのハズレかなと思ったけれど、リプレイを重ねるにつれ血がかよってきた感じ。本田が根っこのとこで実はとかラストの展開は予想がついてしまったし、ルールがちがちのクロトの宗旨替えもお約束だけれど、ラストに至るまでのパズル的展開を楽しめたのでよし。むしろ本編とは関係ないところで裏表紙のあらすじに『死神を名乗る青年が姿を現して』とあるのに作中一度も死神を名乗ってないところに突っ込み入れてよかですか?

2014/01/30

とみー

新幹線で移動中に読み終えました。自分を含め大半の人は過去に「あの時別の行動をしていれば今頃は‥」なんて思った事があると思いますし、それを非現実的な手段で変化させるといった話もよくある設定だと思います。今回の作品も未来のシミュレーションができるというもので、そこに恋愛、ミステリー等の要素が入った話でした。そういったよくある設定、俗な話をSF、化学等(惚れ薬)の要素を加える事で俗ならしめないものにするところは喜多先生の特徴であり、他の作品にも共通するところだなと感じました。

2017/02/13

dr2006

ケミストリーシリーズ第三弾。第二弾(猫色)を知らずに飛ばしたが、完結しているので問題はないようだ。バタフライ効果とは、初期条件の僅かな差がその結果に大きな違いを生むことだ。主人公奈海の前に突如現れたクロトの差金で、奈海は2月14日に起こる悲惨な出来事に対して10回の未来シミュレートを行い、オリジナルか各回避シミュレーション結果うちのどちらかを選ぶことが出来る。原子が反応し幾多の化合物となるように、奈海の行動が回りの人たちの行動の因果となり、結果に大きな違いが生まれる。まさにバタフライ効果を体感できる作品。

2016/02/20

感想・レビューをもっと見る