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二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)

二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)

二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)

作家
喜多喜久
出版社
宝島社
発売日
2013-11-11
ISBN
9784800217455
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二重螺旋の誘拐 (『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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🐾Yoko Omoto🐾

喜多作品初読み。少女誘拐、家族間の確執、知能改善に対する新薬の研究、過去への贖罪など、盛りだくさんながらそつのないまとめ方で、読みごたえはあった。また、伏線回収や意外性という点でも良くできていたと思う。それ系のトリックだったのかと納得の種明かしにタイトルも良く、かなり良質な作品ではあるのだが…。ただ一点、香坂という男が20以上も年の離れた5才の幼女に、恋愛感情を抱くという設定に大きな違和感。そこは亡くなった妹のように思い可愛がる存在で、充分ストーリーに繋げられたのでは。作風に反してそこだけが生々しすぎた。

2016/09/25

ダイ@2019.11.2~一時休止

2つの誘拐事件の関係は?。やっぱりねって展開かと思いましたが真相はそうきたかって感じ。

2017/09/01

まこみん

初めましての「このミス」大賞作家さん。大学助手の啓介と、その先輩の雅幸一家で発生した真奈佳ちゃん誘拐事件。雅幸と父親の確執の深さが印象的だったのと、啓介が段々怪しげな雰囲気に。違和感一杯だったのに、やっぱり騙されてしまった。ラストのエピソードは出来過ぎっぽい感じ。でもサクサク読めて楽しめた。

2017/12/09

kishikan

喜多さんの作品は、ケミストリシリーズ他何冊か読んできたけれど、今回は少女誘拐というネタなので、何となくサイコ風に始まって最初は違和感を感じていたのだけれど、読み進めていくうちに、これはとんでもない複雑な仕掛けがしてあるぞ、になって興味津々・・・。あらら案の定、2重3重のトリックというか、集積回路のようなというか、これこそ3次元トリックとでも言うんでしょうね。さすが喜多さん流化学式のようなトリックでした。ラストはやはり女の子話も加わり、やはり喜多さんだね、とも思いましたが、トリックの解説部分は不要だったな。

2014/10/16

ミーコ

読友さんが読まれてたので(随分前ですが)私も・・・と予約を入れました。まんまと騙されました。啓介さん 危ない人で ちょっと気持ち悪いかも?と思いマナちゃんを誘拐?と・・・。それにしては辻褄が合わないけど…と思ったら そう言う事だったのか と納得。面白くはあったのですが『冤罪犯』を読んだ後 同じ誘拐モノだったので ちょっと物足りなさを感じました。

2017/10/20

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