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研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
喜多喜久
出版社
宝島社
発売日
2016-03-04
ISBN
9784800253545
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研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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ぽぽ♪

喜多さんの作風は理系がメインの物が多いですが、今回はそれがかなり強くて、二神が出てくるまでがかなり苦痛でした。出てきてからは、スイスイ読み進める事が出来て面白かったです。続編あったら又読みたいです。

2016/04/25

kei@名古屋

作者が理系作品を描くのですが、世間を騒がせた有名な万能細胞の話をベースにお話を展開。どうしてもあの人を思い浮かべますよね。ただなぁ、私個人的にはマスコミが勝手に火をつけ、炎上させて、自分でガッカリした。そんな印象が強いあの事件だったわけで。常識的に考えて、あんなにすごい研究で、あの大きな研究所で、あの人、一人だけに責任があるなんて理由がなく、亡くなったとはいえ、責任は上司であり所長でしかないのに、一人切って終わったことに対する、同じ科学をかじった作者の怒りの矛先。なのかな?と思ってみたり。

2017/04/18

よっち

2年前に論文捏造で日本中を騒がせたPAX細胞についての論文が再び投稿され、研究所内の内部調査を命じられた研究員・円城寺が、文部科学省・研究公正局から派遣されてきた二神冴希と事件の真相に迫る物語。円城寺視点で語られるストーリーは、二神が登場するまでがやや長かったかな?と思いましたけど、科学者としての高いスキルと熱い想い、そして特異能力も持ちつつ様々な手段で事件解決に貪欲に取り組む彼女が登場してからはぐっとテンポも上がり、物語も大きく動いて面白くなりました。円城寺と二神のコンビで続巻をまた読んでみたいですね。

2016/03/05

tokkun1002

PAX細胞はある。論文を作成したのは誰か。内部調査を進める円城寺。発表者で姿を消した永瀬を追う二神冴希。尋問スキルに重きを置いた謎解き。狭いが専門的。この世界を軽く理解出来るか。読み手を選ぶと思う。確かに研究ってのは危ういものだ。

2018/07/23

ハゲおやじ

気に入っている作家なので読む。今回は、STAP細胞って奴のフィクション版。なかなか、冴希が出て来なくて題名を忘れそうになった。私のプライベートの関係で読むスピードがいつにも増して遅くなっていたが、内容的にも中だるみ感があったのかな。冴希の決めセリフは、ちょっとねぇ…。この作家は、私には当たり外れがあるみたい。冴希って”ドS”の主人公に似てないかなぁ(って思うのは私だけだね。やれやれ。)。

2020/11/11

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