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骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
一色さゆり
出版社
宝島社
発売日
2018-07-25
ISBN
9784800286390
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骨董探偵 馬酔木泉の事件ファイル (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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nobby

うーん、ちょっと色々散らかってしまった感じかな…ほとんど陶芸の知識持たない自分でも魅力たっぷりに読める描写は素敵。そこに未だ明確に解明されていない幻の器「曜変天目」など絡んでくるのも悪くない!ただ、人間国宝候補に挙げられる師匠の周囲で起こる殺人にむけての人物背景があまりにも分かりやすい…反面、その動機が様々な伏線を拾っているのは確かだが、如何せんゴチャ混ぜで分かりにくく後出しに感じられるのも残念…骨董探偵をうたう馬酔木 泉の行う科学的な調査の斬新さが興味深いだけに、そちらにもっと焦点置いて欲しかったなと…

2019/11/28

佐島楓

骨董の知識の豊富さはさすが専門家。人物はもっとどぎつくてもいいのではないか。

2018/07/27

ぽぽ♪

人間国宝の窯元で修行する町子。その人間国宝が殺された。町子は美大時代の先輩で大学准教授の馬酔木に相談する…陶芸の世界は興味無かったので、新鮮でした。事件の方は、そこまでトリックが凄い!とかではないですが、馬酔木のキャラが立ってて面白かったです。次のシリーズあれば又読みたいです。

2019/03/07

よっち

次期人間国宝候補の陶芸家・西村世外の弟子として働く早瀬町子。その心を大きく揺さぶった焼き物を見た翌日に世外が殺され、大学で保存科学の研究をする先輩の馬酔木と共に不思議な器の謎と犯人を追うミステリ。後を継ぎたいが折り合いが良くない息子の久作、訳ありの過去があり長く仕える源田、あまり想いが見えない妻・静江という背景。そして世外が生み出した曜変天目の謎。今回も著者さんらしい陶芸界隈事情の解説は流石で、ミステリとして見ると紆余曲折の先にある結末はわりと平凡な構図でしたが、それを補って余りある読み応えがありました。

2018/07/25

さるまる

作者の2冊目の本。陶器の蘊蓄はよくわかりためになります。が、人物描写が今三つくらい。そのあたりはもう少しこなれていくといいのかなあと思います。因みに犯人は瞬殺でわかりました(少し自慢w)王道といえば王道の展開なのですぐわかるはずです。ただ情報量が少なくて動機付けが難しかったですw そのあたりも課題かもw でもまた作者の作品は読むと思います。

2019/08/27

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