忘却の河 (仮) (上) (竹書房文庫, さ12-1)
忘却の河 (仮) (上) (竹書房文庫, さ12-1) / 感想・レビュー
オーウェン
最近邦訳が始まった蔡駿の2作目。 1995年に起きた教師の申明の殺害事件。 その事件は迷宮入りしたまま2004年、1995年に産まれた9歳の司望は申明の生まれ変わりだと口にする。 いわゆる転生ものとまったく一緒の設定だが、この司望はやたらと頭が良く、時折大人のような口癖に。 自身が殺された謎を解くべく、学校関係者や警察官に事態を訪ねていく。 ミステリではあるが、かなりの人数が出ては消えていく。 その中で少しづつ明かされていく過去。 そして話は下巻へと。
2023/09/04
ばんだねいっぺい
展開がよく、ページをめくる手がとまらない。中国の日常に日本文化が自然に入っているのが面白い。
2024/03/19
BECHA☆
名門高校教師の申明が、結婚・昇進を目前に教え子の殺人容疑を掛けられ全てを失った上に殺されるところから始まる。五年後申明の婚約者だった秋莎は小学三年生の司望という天才少年と出会う。それぞれの交友関係が時代を越えて綿密に張り巡らされ事件は連鎖していく。熾烈な大学受験がここでも描かれるが、漢詩のみならず、当たり前のように原語で詩を諳んじる人々に絶句。
2024/01/31
朔ママ
⭐️
2023/10/11
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