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異聞フラグメント 切断 (竹書房文庫)

異聞フラグメント 切断 (竹書房文庫)

異聞フラグメント 切断 (竹書房文庫)

作家
松村進吉
出版社
竹書房
発売日
2010-12-25
ISBN
9784812444191
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異聞フラグメント 切断 (竹書房文庫) / 感想・レビュー

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みや@桃色日和

実話怪談28作を収録した平山夢明監修FKBシリーズ第3弾。現実味を持たせることに執心しすぎている実話怪談物は萎えてしまうのだが、この著者は物語としての面白さを優先しており、わざとらしさや過度な嘘臭さがない。生々しい恐怖感は薄いものの、読み物としてとても楽しめた。実話怪談なんてどれも同じと甘く見ていたけれど、書き手によって随分変わる。意外と奥が深い。舞台上を老人が横切る「壇上」が好き。「フラグメント丙」でキャラメルコーンの袋から複数の小さなおじさんたちが走りだしてくる光景は想像すると笑えて仕方ない。見たい。

2018/07/10

マサキ@灯れ松明の火

松村進吉氏の手による「異聞フラグメント 切断」。まさしく、日常に潜む恐怖の「断片」である。夜に読了の私の神経…どうなってるの?恐怖を感じてない……頭の中では、勝手に分析している……実話系のはずなのに…それとも、実話系だから…?でも、あの超有名なお方まで登場されるとは…都市伝説ではなかったのかしら?

2013/05/28

hannahhannah

松村進吉による実話オカルトホラー。平山夢明が監修。「ふたりの逢瀬」は怪異より、教え子の男の子と付き合う家庭教師の大学生がだらしなくて駄目でしょ。「フラグメント 戌」では日本語を喋る白い犬が登場。ソフトバンクのCMかよ!?「檻」は怪異現象よりお父さんがヤバすぎる。獣姦するわ、動物の霊が憑依した人間も襲うわ、獣以上の獣っぷりに呆然。表題作の「切断」は峠のオカルト話。いくつもの断片的な話を繋げたような感じだった。著者は『超怖い話』のシリーズの五代目編著者のようだ。『超怖い話』シリーズはまた今後、読むことになる。

2017/03/01

HANA

実話怪談集。結果だけをぽんと放り出されたような話が多く、それがまた極めて怖い。特に事後の描写だけで震え上がらせられた「黒い部屋」や断章の寄せ集めから恐怖が立ち上ってくる「フラグメント」シリーズ等、十分に作者の力量を味わうことができた。久しぶりにいい実話怪談集を読んだ。

2011/01/27

夢追人009

松村進吉さんの書く話が前から何となく苦手で、どうしてかなあ?と我ながら不思議に思っていましたが冷静に考えてわかったのは、あまりにも突拍子の無い話ばかりで理由や解釈が全くないままで終わるスタイルにモヤモヤしフラストレーションが溜まったからなのですね。けれど本書の表題作『切断』は異様な迫力を感じた大満足の力作でしたね。著者はポリエチレンの大袋に追われ焦れて足で踏むと、そこから刃物を持つ手が伸び出て腹を何度も刺されると言う悪夢を見る。配送トラックの運転手が若い頃ある峠を走っていた時の恐るべき体験談を著者に話す。

2020/11/13

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