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赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい

赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい

赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい

作家
赤瀬川原平
出版社
産経新聞出版
発売日
2016-02-06
ISBN
9784819112758
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赤瀬川原平のライカもいいけど時計がほしい / 感想・レビュー

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カタコッタ

ネットのニュースで腕時計投資家の方を知りました。収集はしていませんが私も腕時計には惹かれます。ちょっと腕時計のエッセイを読んでみようと、この本をえらびました。著者の言葉のセンスや腕時計へのこだわりがよくもこんなにたくさん書けるものかと感心しました。好きを追求するって、面白いですね。シンプルかつクラシカル、美術家としての眼も感じられます。腕時計の好きな方、ぜひぜひ読んでみてください。

2019/01/26

Inzaghico

いつまでも男の「子」だった原平さんだなあ、とあらためて実感した一冊。男の子はガジェットが好きだなあ、といつも思うけれど、原平さんは筋金入り。カメラの好みもうるさかったが、時計にも一家言あったのね。 原平さんは基本的に居職なので、本書の元となった原稿を書いていた時点では、時計は手巻き式、携帯、パソコンなしという生活だったようだ。そのライフスタイルを友人に貴族と評されたらしい。労働者は、携帯に縛られて常に監視されているな、たしかに。そして本人はいつの間にか貴族に押し上げられている。不思議なものだ(笑)。

2019/02/14

tenkawa

何気なく軽く読んだ。機械式カメラと機械式時計には通ずるものがあるという言い分に全面的に賛成することにした。これまでの自分はカメラに対する理解はあれど、時計に対する理解が無かった。20年前に祖父の形見の時計を無くしてからは、時計は安物か活動量計であった。本書を読んで機械式時計が欲しくなっているけれど、それは沼の入り口。気をつけないと。

2022/11/12

yarake isuke

図。とある腕時計ブログでこの本を知り、図書館で借りてきた。一気に引き込まれて読了。腕時計や自身の欲望との付き合い方に激しく共感できた。何度も出てくるクォーツの秒針の動きについて、私はそこまで気にならないかな。カバーや扉写真に写る腕時計が何なのか、気になって何度も穴が空くほど見たがよくわからなかった。しかし、巻末に文章中に出てきたものも含めた腕時計が紹介されていて拍子抜け。自分の間抜けさに脱力。

2024/03/24

Flex GR

☆3 ライカ好きの著者が時計について語るエッセイ。安物の時計が好きという点は一点豪華主義の私とは「時計」の価値観が少し違うが、それでも十分楽しめた。 常日頃思うが、時計好きには「メカ好き」「側好き」「高級時計好き」「安い時計好き」など色々趣味趣向があるなと。

2018/05/25

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