さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)
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さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫) / 感想・レビュー
そのぼん
事故で亡くなった妹が突然生き返って現れる・・・。そんな場面からストーリーが展開していきました。こんな風に書くとホラーの様ですが、実は青春ものの要素の方が多かったです。重くなりがちなストーリーですが、爽やかに描かれていて良かったと思いました。
2013/03/21
サエズリ割津
文句なしに面白い。事故で失った妹が兄である主人公と結婚するため戻ってくる話。爽やかさを孕んだ不安定な読後感は流石新井輝先生だなと。主人公はトコが死んだ事実を受け入れながらもどこか否定していて、そういう態度はにじみ出てしまうということが幼なじみとの交流の中で描かれていてよかった。ハッピーエンドでもバッドエンドでも現状維持でもなく、過去の傷を背負ったまま新たな一歩を踏みだしていく、何とも言えないラストシーンが心に沁みわたる。名作。
2016/04/19
m-bird
なんとも言えない後読感。読んでる間もつきまとう、澄んだ、だけれど哀しい空気。
2009/05/26
YO-HEY@紅蓮ロデオ
この作者の、日常の中に溶け込んだ魔法みたいな作風は好きですね。
2010/02/23
PetaHz
「でも、今日も明日も、いもうと。」
2009/05/24
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