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おうちのひみつ (プラチナ文庫)

おうちのひみつ (プラチナ文庫)

おうちのひみつ (プラチナ文庫)

作家
渡海奈穂
六路 黒
出版社
プランタン出版
発売日
2013-05-13
ISBN
9784829625538
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おうちのひみつ (プラチナ文庫) / 感想・レビュー

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黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)

【いつも真実がそばにいてくれればいいのに。ずっと真実が隣にいてくれればいいのに(裕司)】エロス度★★裕司×真実💕兄弟モノ、弟攻め❄️弟による暴力や性的な行為を自己犠牲のように受け入れ、縋ってくる彼を拒絶できずにいる真実😣塚本や松下のように第三者から見たら歪な関係で、痛々しく止めたくなるかもしれない。でも、裕司と真実の2人にとってはどんなに歪だろうと間違っていようと手を離すことができない、苦しく痛いほど想い合う2人が尊かった😭色々あったが、裕司と真実、さらに塚本と松下も幸せを手にできてよかった😭

2019/09/08

フキノトウ

同級生の塚本の視点から話が始まって、戸惑いましたが新鮮でした。でも、真実視点だけだったら、重すぎて読めなかったかも。両親は、常に怪我をしている真実に気づかなかったのかなー?

2014/06/03

そらねこ

小説として面白かったが、BLとしては…モヤモヤが残る。確かに母親の過剰な期待に応える弟、そして兄が家族の人身御供的な位置にいる少し歪んだ家庭という設定は興味深かったし、兄のその位置に甘んじている弟への愛情も分からないではない…けど、やはり兄への甘えだとしても弟の気持ちがはっきりわからないまま、強姦と暴力に耐える姿は、それを見る友達の視点が読み手の視点になってしまい、共感が難しかったかな…。これが攻め視点だと心情が分かるから共感もしやすいんだけどね…

2017/07/30

きょん

粗筋を読まずに読み始めたので、てっきり友人の塚本くんが攻めかと思ってた。視点が第三者からが多いためか、弟の魅力と気持ちがなかなか理解できず、もやっとしていた。「おさかな~」と「蜜月」を読んでやっとちょっとすっきりしたけど、そういう関係に至るまでの禁忌を乗り越えるまでの葛藤が読みたいタイプなので好みとはちょっと違ったかなあ。

2013/06/13

ちるる

作家買い。細かな部分で言えば、DVや女子の絡み、近親相姦がおおっぴらになる展開に抵抗があることもあり、苦手なものが色々と登場する一冊だったのですが、全体としてはそう悪くない読後感だったことに驚いています。この兄弟が拗れたのは、ひとえに親の存在が原因かなと『おさかなを食べる日』を読んで思いました。ふたりきりなら仲良くしていられるのだから、ずっとふたりでいればいいよ。親を切り捨てるようで残念ですが、こういう選択肢もあるということで納得しました。

2013/06/07

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